【2016年プロ野球】FA注目選手と動向や予想は?期間は?糸井、岸、山口はどこへ行くのか・・・
2016/11/10
2016年のプロ野球は、北海道日本ハムファイターズが10年ぶり3回目の日本一となり幕を閉じました。
野球がオフシーズンへと入り寂しいですが、ここからはストーブリーグの開幕です。
そう!FAなど戦力補強に各球団が来季へ向けての動き出します。
戦力補強といえば、ドラフトに新外国人選手、トレードなど様々なものがありますが、やはり最大の補強にして最大の注目なのはFA(フリーエージェント)ですよね。
FA選手を獲得する球団からすれば大きな戦力補強になりますが、逆にFA宣言して移籍された球団は大きな戦力ダウンとなります。
そこで今回は、
「FA権取得の注目選手一覧」
「動向」
「予想」
「獲得調査の情報」
「ランク」
などをまとめてみました。
すでにFA宣言した選手や残留した選手もいます。
これからどんどん動き出しますよ。
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※【最新版】FA権を行使した選手が出揃いました!
【プロ野球】2016年FA宣言選手一覧!交渉期限は?予想は?移籍か残留か・・・
目次
期間とランクについて
まず始めにFA宣言の期間、そしてランクについて簡単に解説。
FA宣言の期間はいつまで?
FA権を行使する際は日本シリーズ終了の翌日から7日以内(土日祝を除く)にコミッショナーに書類で提出する必要があります。
つまり2016年の場合は、2016年10月31日(月)~11月9日(水)までのようです。
この期間にFA権を行使した選手は、その7日間を経た翌日に「FA宣言選手」として公示され、公示の翌日から旧球団を含めた全球団と契約交渉を行うことが可能になります。
なお、球団によって宣言残留(宣言して他球団と交渉してから結局移籍せず残留)を認めていない球団もありますので、FA宣言をした時点で移籍が確実になる選手も中にはいます。
ランクについて
FA移籍をするとなると、ランクというものが重要になってきます。
これはFA宣言した選手が所属している球団の外国人を除く年俸の高い順にランクが決まり、
年俸上位3人がAランク
年俸上位4人から10人までがBランク
それより下がCランク
となります。
そして、Aランク及びBランクの選手がFA宣言し獲得球団があった場合は、補償(人的補償or金銭補償)が発生するのです。
Aランク選手の場合
人的補償→プロテクトされた28人以外の選手プラス旧球団に所属していた時の年俸の0.5倍の金額。
金銭補償→旧球団に所属していた時の年俸の0.8倍の金額。
Bランク選手の場合
人的補償→プロテクトされた28人以外の選手プラス旧球団に所属していた時の年俸の0.4倍の金額。
金銭補償→旧球団に所属していた時の年俸の0.6倍の金額。
このようにFAで選手を獲得する際、Cランクなら補償無しなのでリスクがありませんが、実力のある選手は大体AかBランクなので人的補償か金銭補償が必要となり、リスクを伴う可能性が高くなります。
注目選手一覧と動向や予想
それでは、2016年に国内FA権を取得済みの選手の中で、注目の選手たちの名前とランク、動向、獲得調査情報、予想などをまとめてみました。
※国内FA移籍の可能性がある目玉選手のみまとめました。
山口俊(DeNA)
現所属球団
横浜DeNAベイスターズ
ランク
B
ポジション
投手
動向
・DeNA・高田繁ゼネラルマネジャーは3年契約をすでに提示。
・10月31日から2日連続で横浜市内の球団事務所に現れず、全体ミーティングも欠席。
・FA濃厚と報道されています。
・巨人ナインに進路相談を相談していた事も判明。
予想
FA移籍すると予想。
巨人、阪神、中日が獲得に興味を示しているようですが、移籍する場合の本命は巨人だと思われます。
平田良介(中日)
現所属球団
中日ドラゴンズ
ランク
B
ポジション
外野手
動向
・FA宣言するかしないかについて「フィフティーフィフティー」
・バレンティンの去就が不明なヤクルトや、糸井が抜けた場合に備えてオリックスが調査。
予想
残留すると予想。
大島洋平選手が残留したので、平田選手も移籍しづらいかな?と思います。
大島洋平(中日)
現所属球団
中日ドラゴンズ
ランク
B
ポジション
外野手
動向
・残留を表明
予想
残留が決定。
3年契約を結んだと報道されました。
森福允彦(ソフトバンク)
現所属球団
福岡ソフトバンクホークス
ランク
C
ポジション
投手
動向
・ソフトバンクへの愛着はあるものの「他のチームにどう評価されているか聞いてみたい」とFA宣言が濃厚。
・50試合登板で27イニングしか投げていないという左のワンポイント起用に不満があるという噂が・・・
予想
FA移籍すると予想。
貴重な中継ぎ左腕ですし変則投法という事で需要が高そうなので争奪戦となりそうですが、年俸(1億2000万円)が高いのがどう影響するか・・・
本命は報道でよく名前の出る巨人だと思われます。
陽岱鋼(日本ハム)
現所属球団
北海道日本ハムファイターズ
ランク
B
ポジション
外野手
動向
・日本シリーズ終了後に残留と報道が出るも、その後FA宣言と報道が出たりよく分かりません。
・残留か移籍かどうやら悩んでいるようです。
予想
FA移籍すると予想。
ファイターズは若手を積極的に起用する傾向があるので移籍するのではと思います。
また、日本シリーズでもスタメンから外される事も多かったので、出場機会を求めての移籍が考えられます。
巨人とオリックスが獲得調査との報道。
どこへ行くか全く読めないです。
聖澤諒(楽天)
現所属球団
東北楽天ゴールデンイーグルス
ランク
B
ポジション
外野手
動向
・助っ人外国人の加入もあり、出場機会が激減。干されている感じですね。
・「外に出て、レギュラーを獲って勝負したい気持ちはある」「必要とされているのかどうか。お金の面ではないです。(申請の)期限ギリギリまで考えます」と語ったので、出場機会を求めているようです。
・2度目の残留交渉も進展なし。
予想
残留すると予想。
他球団へ移籍しても、楽天より層の厚い球団が多く、さらに出場機会が減る可能性が高そうなので残留すると思います。
岸孝之(西武)
現所属球団
埼玉西武ライオンズ
ランク
A
ポジション
投手
動向
・11月2日(水)FA宣言しました。
・「この世界で10年間やってきて、12月で32歳になる。一人の野球人として、他の球団の評価を聞いてみたいと思った」と語りました。
予想
移籍すると予想。
高校、大学と過ごした地元仙台が本拠地の球団・楽天イーグルスへ移籍すると思います。
楽天の方も岸投手獲得へ向け、星野楽天副会長を中心にすでに熱心に動いているようで、ほぼ楽天への移籍が濃厚かなと予想。
相思相愛だと見られます。
糸井嘉男(オリックス)
現所属球団
オリックス・バファローズ
ランク
B
ポジション
外野手
動向
・FA権を行使すると表明。
・オリックスの長村裕之球団本部長に電話で「夜も眠れないくらいに考えて、いろんな人に相談をした。その結果、宣言して他球団の評価を聞きたいと思った。手を挙げさせてください」と伝えたと報道が出ました。
予想
オリックスに残留すると予想。
巨人、阪神が獲得に動くと見られていましたが、すでに巨人は撤退して、阪神が本格的に獲得へ向け動いているようです。
金本監督出馬&背番号「3」に大型の複数年契約を提示すると見られ、故障の多い糸井選手からすればタイガースの本拠地・甲子園の天然芝は魅力的でしょうし、糸井選手は元々阪神ファンなので、移籍するならタイガースが濃厚だと思われます。
しかし、オリックスが破格の超高額契約を提示していると報道されていますので、いくら阪神でもそこまでのお金は出さないでしょうし結局残留すると予想しました。
(オリックスが4年18億や4年20億超えを提示したと報道が出ました)
あと、糸井選手の代理人が年俸を吊り上げる為に移籍をちらつかせているだけだと思います。
よって宣言残留するのでは?と予想。
まとめ
という事で2016年オフシーズンにFA宣言をして移籍の可能性が高い注目選手をご紹介させて頂きました。
移籍濃厚かと思われた中日の大島選手は、意外にも早く残留を決断。
その他の注目選手の動向はまだ不明ですが、何人かは移籍するものだと思われます。
今後の動向から目が離せません!