石川祐希が記者会見で語った言葉は?イタリア・ラティーナ加入の理由!
先日、男子バレーボール・龍神NIPPONの若きイケメンエース石川祐希選手が、イタリア・セリエAのラティーナへ加入する事が分かりましたよね。
今、男子バレーボール界は崖っぷちに立たされています。
リオデジャネイロオリンピック出場を逃し、その後行われたワールドリーグ2016でも惨敗で予選ラウンド敗退・・・
完全に低迷しています。
そんな中、2016年7月8日、都内の中大・多摩キャンパスで記者会見を行いましたので、その内容を確認しておきましょう。
果たして、日本バレー界のプリンスは何を語ったのか?どんな決意を持ってイタリアへ渡るのか?
また、ラティーナ加入の経緯、ラティーナとはどんなチームなのかを確認しておきましょう!
Ads by Google
ラティーナ加入の経緯
元々、石川祐希選手は、2014年に、イタリア・セリエAの「パッラヴォーロ・モデナ」というチームと1年間の契約をして、3か月ほど海外留学して、バレーの武者修行へ行っていたことがあります。
そして、2016年5月~6月に行われた、リオ五輪世界最終予選が終わってから海外挑戦を口にしていました。
恐らく海外へ行ってプレーしたいという気持ちは常に持っていたのでしょうね。
その石川選手にオファーが届いたのは、リオ五輪世界最終予選中。
今季からラティーナの監督を務め、ベネズエラ代表の監督でもあるビンチェンツォ・ナッチ監督から直接オファーを受けました。
なかなか凄いことですよね。
敵チームの監督にスカウトされちゃった感じかな?
まあ、元々石川選手が海外挑戦したがっているという情報がその監督の耳に入ってたり、売り込みをかけたのかもしれませんが。
いずれにせよ、要らない選手ならオファーなんかしませんので、オファーがあった時点でその実力を認められているのでしょうね。
そしてこの度、中央大学に籍を置きながら、約3か月間の海外挑戦することを表明しました。
短期移籍になりますね。
ラティーナってどんなチーム?
今回、石川選手が加入することが決まっている「ラティーナ」は一体どんなチームなんでしょうか?
世界屈指の強豪リーグであるイタリア・セリエAに所属するバレーボールクラブ。
昨季セリエAでは8位の中堅クラブで、先ほども言いましたが、ベネズエラ代表の監督でもあるビンチェンツォ・ナッチ監督が今季から指揮を執ります。
記者会見で語ったコメントは?
それでは7月8日、都内の中大・多摩キャンパスで行われた記者会見での石川祐希選手のコメントを確認してみましょう。
イタリアへの海外挑戦について、
「今回は挑戦というより、スタメンを張って、世界と戦っていくことを考えながらやっていきたい」
「(五輪予選で)負けてもっと強くならないといけない気持ちが強くなった。力試しというより、結果を求めていく。2020年に向けて再スタートを切りたい」
「試合に出ることが大前提。プロはシビアなので、気持ちを強くもって臨みたい」
ということなので、挑戦とかではなく、一人のバレーボール選手としてレギュラーとして活躍して、しっかり結果を残しに行くようですね。
2020年の東京オリンピックへ向けてしっかりと前を向いていて頼もしいです。
また、大学卒業後の進路に関しては、
「今後の進路も考えながら臨めたらいい。バレー1本でやっていくつもり」
「まだ決めてないけど、(海外リーグでのプレー)そうなればもっと日本バレーが強くなると思う。海外のプロ選手を見て勉強する。進路のことも考えながらイタリアに行きたい」
と語ったので、まだ先のことですが、もしかすると大学を卒業したら本格手に海外でバレーボール選手としてやっていくのかな?
まだ若いのにたくましいですね!
そして注目なのはこちらの発言!
「リオ五輪に出られなかったことは相当ダメージが大きいと思うし、痛い。その分やらないといけないことがたくさんあるし、海外経験は必ず必要になる」
「自分だけじゃなく、他の選手も海外にいけるようになると男子バレーは強くなる。東京五輪はメダルを期待されていると思うし、常に1番上を目指していきたい。そのためにはアクションを起こしていかないといけない。自分が先頭を切ってやっていけたら」
全日本男子がこれから強くなっていく為には、何が必要かを訴えています。
海外経験の大切さを語り、それを有言実行しているわけです。
そして他の日本代表の選手たちにもそれを促し、まずは石川選手がイタリアへ渡り、先頭を切ってやっていくようですね。
素晴らしいですね。
まだ大学生の彼がこんな事を言えるなんてしっかりしています。
こういう事を日本バレーボール協会に率先して発言してもらい、強化策としてやっていって欲しいのですがね・・・
とにかく、今は低迷していますが、日本男子バレー界の未来は明るいですよ。
だってこんな素晴らしい選手がいるのですから!
こんな事が言える選手はなかなかいませんよ!
まとめ
3か月間の短期移籍となりますが、海の向こうで頑張る石川選手を応援しましょう。
会見の言葉を聞けば、応援したくなりますし、期待もしたくなりますね。
とにかく龍神NIPPONは、2020年東京オリンピックでのメダル獲得へ向けて、すでに動き出しています!