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古賀紗理那がリオオリンピック代表から落選した理由は?守備力の問題とメダル獲得の為?

   

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リオ五輪の女子バレーボール日本代表が、2016年6月27日発表されましたね。

その内定メンバー12名の中に、20歳の若きエース候補「古賀紗理那(こがさりな)」選手の名前がありませんでした。

江畑幸子選手とともに古賀紗理那選手の代表落ちは、ファンの間で衝撃的でしたね。

去年のワールドカップでは、得点ランク5位に入るなど大ブレーク。
その後、調子を落とすも、前日まで行われていたワールドグランプリではまた調子を上げてきていました。

2020年に東京オリンピックを控える中、若きエース候補には、一度オリンピックの舞台に立たせておき、経験を積ませるべきかとも思っちゃいますね。

それでは、「なぜ古賀紗理那はリオ五輪代表メンバーから外れることになったのか?」ということに注目して、その理由を色々と調べてみました。

すると、ちゃんとした理由があるのがよく分かりました。

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リオ五輪メンバー12名

今回、日本バレーボール連盟より発表された「リオ五輪代表メンバー」12名はこちら。

1 山口舞(岡山)
2 荒木絵里香(上尾メディックス)
3 木村沙織(東レ)
4 迫田さおり(東レ)
5 佐藤あり紗(日立)
6 座安琴希(久光製薬)
7 田代佳奈美(東レ)
8 石井優希(久光製薬)
9 長岡望悠(久光製薬)
10 島村春世(NEC)
11 鍋谷友理枝(デンソー)
12 宮下遥(岡山)

ご覧の通り、古賀紗理那選手の名前がありませんよね。

この選考内容について、ファンの間、さらにマスコミの報道では、江畑幸子選手の落選と同等、いやそれ以上に古賀紗理那選手の代表落ちは話題になっています。

↓リオ五輪代表メンバーに関する詳細はこちら

女子バレー日本代表!リオ五輪メンバーを発表!江畑と古賀の落選理由は?

古賀紗理那のプロフィール

名前:古賀 紗理那(こが さりな)
生年月日:1996年5月21日(20歳)
出身地:佐賀県神埼郡
身長:180cm
体重:66kg
血液型:B型
所属:NECレッドロケッツ

VプレミアリーグのNECレッドロケッツに所属する女子バレーボール選手で、日本代表の若きエース候補で、2020年東京オリンピックは彼女が中心メンバーとなる期待をされている逸材。

目標としている選手は、日本代表のキャプテン木村沙織選手。

古賀紗理那の経歴

バレーボールを始めたのは、小学校2年生の時、母親の影響だそうです。

2011年、全日本中学校バレーボール選手権大会で優秀選手に選出。
さらに、JOCジュニアオリンピックカップでは、JOC・JVAカップ及びオリンピック有望選手に選出と、バレーボール選手としてエリートの道を歩んでいますね。

全国の高校からオファーが殺到した中、実の姉が通う春高バレーの強豪校・熊本信愛女学院高校に進学。

2012年、アジアユース選手権に出場し、日本の4連覇に大きく貢献。大会MVPとベストスコアラーを獲得。

2013年、春高バレーでは熊本信愛女学院高校ベスト4進出に大きく貢献し、自らも優秀選手賞を獲得。

そして同年、全日本女子メンバーに初選出。

イタリア4か国対抗(ALASSIO CUP2013)で途中出場し、全日本代表デビュー。

インターハイでは熊本信愛女学院を準優勝に導き、自らもベスト6・優秀選手賞を獲得。

さらに、第1回世界U23女子バレーボール選手権のメンバーとして日本チームの銅メダル獲得に貢献。

2014年、東京オリンピックの強化指定選手である「Team CORE」のメンバーに選出されます。
高校卒業後は、Vリーグ8チームによる争奪戦が繰り広げられた末、VプレミアリーグのNECレッドロケッツに入団。

2015年、ワールドカップで世界三大大会デビュー。
この大会にて、ベストスコアラーランキング(得点ランク)5位、ベストサーバー部門4位、ベストレシーバー部門トップなど、素晴らしい成績を挙げ大ブレイク!

将来のエース候補として期待されていました。

経歴を見れば分かりますが、まさにバレーボールのエリートです!

リオ五輪日本代表落選の理由は?

それでは、「なぜ古賀紗理那選手はリオ五輪代表から落選してしまったのか?」について調べてみました。

将来を有望視されている若きエース候補は、なぜ落とされたのでしょうか。

それに関しては、女子日本代表・火の鳥NIPPONの指揮官である真鍋監督が、このように語られています。

「サイドアタッカーで外れたのは、古賀だけではありません。また、我々は古賀のためだけにやっているのではない。東京オリンピックの前に、まずリオオリンピックを戦うために、全力を尽くしたい。」

「(先日まで行われていた)ワールドグランプリでは少し良くなったけれど、最終的にはこう(落選)なった。ディフェンス力が彼女の大きな課題。」

との事です。

そもそも今回の代表メンバー選出に関して真鍋監督は、

「我々の目標は、前回の銅メダル以上の成績をリオで獲得すること。
今回も平均身長は一番低いでしょうし、絶対的なエースも存在しないが、チームワークとディフェンス力を重要視して、目標を達成できるメンバーを選考した。」

と、今回はあくまで前回のロンドン五輪での銅メダルを超える、銀メダル以上の獲得を目指しているわけです。
なので、彼女が東京オリンピックでの中心選手と期待されていようが指定強化選手だろうが、そんな事は選出理由にはならず、あくまで今回のリオ五輪での結果を優先すると、自然と古賀選手は代表落選となったようですね。

それが、真鍋監督の「我々は古賀のためだけにやっているのではない。東京オリンピックの前に、まずリオオリンピックを戦うために、全力を尽くしたい。」という発言に繋がるわけですね。

そこで、平均身長が低く、絶対的なエースがいない日本代表が勝ち抜くには、チームワークとディフェンス力が何よりも大事で、古賀選手の守備力を考えると、代表メンバーにはふさわしくないとの判断でしょう。
佐藤あり紗選手と座安琴希選手というリベロ二人を選出するほどですから。
それだけ守備面を重視している訳です。

東京オリンピックのことを考えると、古賀選手を一度オリンピックの舞台に立たせ、経験させるのも大事ですが、それよりも監督としては2020年東京五輪ではなく、現状目の前の2016年リオ五輪が一番重要なのですから、この落選は仕方ないかもしれませんね。

我々ファンとしては、若くて素晴らしい選手の活躍を見て、将来を楽しみにしたいところですが、現場にはそんな余裕ありませんもん。
結果が全ての世界ですから、勝つための最善を選択した訳です。

このように、ちゃんとした理由があっての今回のメンバー選考だったと思います。

まとめ

古賀紗理那選手がリオ五輪代表メンバーから外れてショックですが、真鍋監督の発言から意図をくみ取ると、割と納得できますよね。

簡単にまとめると

  • オリンピックで勝つ為には仕方なかった
  • 守備力の問題
  • 東京オリンピックで中心選手として期待されていようが、今1番大事なのはリオ五輪で勝つこと

という感じですかね。

彼女にはこの悔しさをバネに、2020年東京オリンピックでエースとして大活躍してもらいましょう!

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