【男子バレーワールドリーグ2016】全試合結果と最終順位!今後の予定は?
5月~6月にかけて行われていた「リオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア予選」でリオ五輪出場権を逃すという悔しい結果に終わった全日本男子バレー・龍神NIPPON。
そんな彼らですが、つい最近まで行われていた男子バレーボールの国際大会「FIVBワールドリーグ2016」にも出場していましたが、そちらでも大変悔しい結果となりましたね。
若い力や新しい事を試しながらでしたが、一言で表すと”惨敗”と言ってもおかしくはない結果に終わりました。
それでは、その「FIVBワールドリーグ2016」の試合結果をまとめましたので、全試合振り返ってみましょう。
これさえ見れば今大会がどんな大会だったかが分かる!
また、最終順位や今後の予定も確認しておきます。
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目次
ワールドリーグ2016のグループ分けとルール
まずはこのワールドリーグ2016ですが、出場国は全36チーム。
それを3つのグループに分けて、予選ラウンドを行います。
グループ分け
グループ1
セルビア、米国、ポーランド、ブラジル、イタリア、イラン、ロシア、オーストラリア、フランス、ブルガリア、アルゼンチン、ベルギー
グループ2
日本、オランダ、カナダ、フィンランド、チェコ、キューバ、ポルトガル、韓国、エジプト、スロバキア、中国、トルコ
グループ3
モンテネグロ、メキシコ、カザフスタン、チュニジア、スペイン、ギリシャ、ベネズエラ、プエルトリコ、ドイツ、スロベニア、カタール、チャイニーズタイペイ
日本代表はグループ2に所属して予選ラウンドを行いました。
ルール
この予選ラウンドは3週に分けて週末に3試合ずつ、計9試合を行います。
週ごとに試合会場を転々として、日本代表の会場は第一週「日本・大阪大会」、第二週「エジプト・カイロ大会」、第三週「中国・宣城(シュアンチェン)大会」の順番で、各3試合ずつが行われました。
グループの順位は勝ち点方式で決められ、もし勝ち点が並んだ場合は、
[第1優先]勝利数
[第2優先]セット率(セット率=総得セット/総失セット)
[第3優先]得点率(得点率=総得点/総失点)
の順に順位が決められます。
決勝ラウンド進出の条件ですが各グループによって異なり、日本が属するグループ2の決勝ラウンド進出条件は「予選ラウンドの上位3チームと決勝ラウンドの開催国・ポルトガルが出場」というルールです。
つまり、ポルトガルを除く11チーム中3位以内に入らなければならない訳です。
第一週「日本・大阪大会」
6/17(金)「日本対フィンランド」の試合結果
セット詳細
日本26-24フィンランド
日本25-20フィンランド
日本25-23フィンランド
試合結果
日本3-0フィンランド
6/18(土)「日本対キューバ」の試合結果
セット詳細
日本25-27キューバ
日本25-21キューバ
日本25-16キューバ
日本28-30キューバ
日本11-15キューバ
試合結果
日本2-3キューバ
6/19(日)「日本対韓国」の試合結果
セット詳細
日本25-21韓国
日本25-17韓国
日本26-24韓国
試合結果
日本3-0韓国
「日本・大阪大会」は3戦2勝1敗でまずまずの結果となりました。
キューバ戦が勿体無い感じですが、それでもまあ良いスタートを切りました。
第二週「エジプト・カイロ大会」
6/25(土)「日本対トルコ」の試合結果
セット詳細
日本25-20トルコ
日本25-19トルコ
日本19-25トルコ
日本20-25トルコ
日本10-15トルコ
試合結果
日本2-3トルコ
6/26(日)「日本対エジプト」の試合結果
セット詳細
日本22-25エジプト
日本25-23エジプト
日本25-21エジプト
日本21-25エジプト
日本9-15エジプト
試合結果
日本2-3エジプト
6/27(月)「日本対フィンランド」の試合結果
セット詳細
18-25
29-31
25-22
21-25
試合結果
日本1ー3フィンランド
「エジプト・カイロ大会」は3戦0勝3敗となりました。
勝てた試合を落としたというのが多かったですね。
正直全勝できる可能性も十分ありました。
第三週「中国・宣城(シュアンチェン)大会」
7/1(金)「日本対トルコ」の試合結果
セット詳細
日本21-25トルコ
日本20-25トルコ
日本20ー21トルコ
試合結果
日本0-3トルコ
7/2(土)「日本対スロバキア」の試合結果
セット詳細
日本18-25スロバキア
日本21-25スロバキア
日本26-24スロバキア
日本22-25スロバキア
試合結果
日本1-3スロバキア
7/3(日)「日本対中国」の試合結果
セット詳細
日本11-25中国
日本22-25中国
日本20-25中国
試合結果
日本0-3中国
「中国・宣城(シュアンチェン)大会」は3戦0勝3敗で、エジプト・カイロ大会に続き1勝も出来ず6連敗。
課題が沢山現れた試合ばかりでしたね。
勝てる感じがしませんでした・・・
ワールドリーグ2016最終結果
第一週「大阪大会」
日本3-0フィンランド
日本2-3キューバ
日本3-0韓国
第二週「エジプト・カイロ大会」
日本2-3トルコ
日本2-3エジプト
日本1ー3フィンランド
第三週「中国・宣城(シュアンチェン)大会」
日本0-3トルコ
日本1-3スロバキア
日本0-3中国
ご覧通り、9戦2勝7敗という結果になりました。
大阪大会の韓国戦で快勝した後、6連敗フィニッシュという惨敗ぶりにショックだった人も多いでしょう。
つまり海外の会場では1回も勝てなかったんですよね。
これは少し心配になっちゃいますね。
はっきり言って弱いです。
2020年東京オリンピックで果たしてメダル獲得できるでしょうか。
ワールドリーグ2016最終順位
1位 カナダ
2位 トルコ
3位 オランダ
4位 フィンランド
5位 チェコ
6位 中国
7位 エジプト
8位 スロバキア
9位 キューバ
10位 韓国
11位 日本
12位 ポルトガル
日本代表・龍神NIPPONは11位です。
ポルトガル代表は開催国なので決勝ラウンド進出出来ますから、実質最下位と言ってもおかしくはないですね・・・
もちろん予選ラウンド敗退です。
今後の予定
ワールドリーグ2016が終わった後は、日本代表は出場できないリオデジャネイロオリンピックが開催されます。
そしてその後は、まだ詳しい日程は不明ですが、アジアカップ・バレーボール選手権というものが9月にあるのかな?という感じですね。
また詳細が分かれば更新します。
また日本代表監督・南部正司監督の進退問題にも注目です。
一応11月までは続投のようですが、このような結果が続いているわけですから、おそらく辞任・解任の線が濃厚ではないかと思います。
そうなると後任監督が誰になるのか気になります。
それと今後の日本バレーボール協会の強化策にも注目です。
監督どうこうより、これが一番大事だと思います。
2020年東京オリンピックまでの4年間の間にどういった策を投じるのか。
どうやったら強くなれるんでしょうね・・・
選手個人としては、若きイケメンエース石川祐希選手がつい先日、イタリア・セリエA1部リーグのラティーナというチームへ行き海外挑戦することを発表しましたね。
成長するためにはとても良い事だと思います。
中央大学に籍を置きながらの海外留学となります。
他の選手もどんどん挑戦して欲しいですね。
↓石川祐希選手の海外挑戦に関する詳細はこちら
まとめ
悔しい結果が続く龍神NIPPONですが、選手たちは必死に頑張っているのは伝わります。
4年後の2020年東京オリンピックでは、メダルを狙えるチーム作りをして欲しいですね。
イケメン選手が多く、若い女性を中心にこれだけ人気のある男子バレーなんですから、もしオリンピックでのメダル獲得なんてなれば大盛り上がりだと思うのですがね。
とりあえず選手や監督・コーチングスタッフは、リオ五輪世界最終予選とワールドリーグ2016お疲れ様でした。
スケジュールも試合結果も厳しかったでしょうが、今は少しの間でもゆっくり休んで欲しいですね。
また元気になって、成長して強くなった龍神NIPPONを見せて欲しいですね!