【WBC2017】韓国2連敗で敗退ほぼ確実!2次ラウンド進出条件は?
野球の世界一決定戦「WBC2017(第4回ワールド・ベースボール・クラシック)」が開幕し、すでに大会2日目までが終了しました。
日本代表・侍ジャパンとは別グループで、2次ラウンド以降に対戦するプールAですが、なんと優勝候補の一角と言われていた韓国代表が2連敗で1次ラウンド敗退がほぼ確定という危機的状況に追い込まれています。
すでに自力での2次ラウンド進出の可能性は完全に消滅。
あとは他のチームの結果次第で、わずかに望みはありますが、限りなく0に近いです。
韓国代表といえば、2009年WBCに準優勝を果たし、プレミア12では侍ジャパンを撃破して優勝しているので強いはずなのですが・・・
それが今回は、2009年の前回大会に引き続き、またも1次ラウンド敗退の大ピンチ!
一体なぜこんな事になっているのでしょうか・・・!
日韓戦を楽しみにしていた方も少なからずいらっしゃると思います。
そこで今回はWBC2017韓国代表の・・・
「ここまでの試合結果」
「なぜ弱いのか?」
「2次ラウンド進出の条件は?」
などをまとめてみました。
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ここまでの試合結果
まずは、韓国代表のここまでの試合結果を振り返ってみましょう。
第1戦目
韓国1-2イスラエル
第2戦目
オランダ5-0韓国
このようにすでに2連敗。
1次ラウンドで韓国は、イスラエル、台湾、オランダと同グループのプールAに属していて、総当たり戦を行い上位2チームが2次ラウンドへ進出できます。
なので、2連敗スタートの時点で、ほぼ1次ラウンド敗退が濃厚なのです。
なぜ弱いのか?
なぜ韓国代表はこんなに弱いのかですが、やはり打線ですよね。
まったく点が取れません。
2試合で1得点と、これでは勝てませんよね。
併殺打を打ちすぎです。
ランナーが出てもゲッツーが多すぎるかなと感じました。
様々な事情でメジャーリーグでプレーする強打者を招集出来ず、ベストメンバーじゃないのも仕方ないですが、特に3番のキム・テギュン(金泰均)、4番のイ・デホ(李大浩)の日本プロ野球経験者が大ブレーキ。
二人合わせて2試合で16打数1安打と、クリーンアップが機能していません。
韓国代表のキム・インシク(金寅植)監督も名指しするほどの酷さです。
プールAの試合は、地元韓国の高尺スカイドームで開催されているのですが、地元開催でこの結果では韓国の野球ファンもショックでしょうね。
あとこんな結果になった最大の理由は、イスラエル代表とオランダ代表がただ単に強いというのが一番大きいかもしれません。
イスラエルはアメリカのマイナーリーグでプレーする選手中心のメンバーですし、オランダはメジャー屈指の内野手が5人ほどメンバー入りしている上に、ソフトバンクホークスのバンデンハークや、ヤクルトスワローズのバレンティンもいますからね。
そりゃあ強いです。
2次ラウンド進出の条件は?
さて、1次ラウンド敗退が濃厚となった韓国代表ですが、現時点でまだ”敗退濃厚”というだけで、”敗退決定”ではありません。
可能性は限りなく0に近いですが、一応望みはあるので、韓国代表の2次ラウンド進出の条件を確認してみましょう。
かなり険しい道のりとなります。
まずは、現時点のプールAの順位表から見てみましょう。
1位 イスラエル 2勝0敗
2位 オランダ 1勝0敗
3位 台湾 0勝1敗
4位 韓国 0勝2敗
このようになっております。
2次ラウンドへ進出するのは上位2チーム。
勝ち点方式ではなく、勝ち数方式で順位が決まります。
そして韓国の残り試合はあと1試合。
まず、韓国が残る台湾戦に敗北した時点で韓国の敗退が確定。
オランダが残り2試合中あと1勝でもすれば、韓国の敗退が確定。
台湾が残り2試合中2勝すれば韓国の敗退が確定。
すると残る韓国の2次ラウンド進出の条件は、1勝2敗で3チームが並んだ場合だけだと思われます。
残る日程的に韓国、オランダ、台湾の3チームが1勝2敗で並ぶ可能性も数字上はあります。
そうなった場合のルールを説明します。
まず、同率3チームの中で最下位を決めてその最下位は敗退確定。
順位の決め方は・・・
・同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの失点数が少ない
・同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの自責点数が少ない
・同率チームとの対戦で、打率が高い
このような順番で見て行き、最下位を決めます。
そしてその最下位チームを除いた2位&3位チームでプレイオフを行い、勝者が2位で2次ラウンド進出できることになります。
なので、韓国代表が2次ラウンドへ進出できる可能性は、ほぼ奇跡的に近いです。
まとめ
「WBC2017(第4回ワールド・ベースボール・クラシック)」で1次ラウンド敗退濃厚となっている、韓国代表の2次ラウンド進出の条件などをご紹介させて頂きました。
韓国代表が2次ラウンドへ進出するには・・・
韓国が台湾に勝つ。
台湾がオランダに勝つ。
オランダがイスラエルと台湾に連敗する。
↓
1勝2敗で3チームが並び、その中で2位か3位になる。
同率チームの順位の決め方は、
・同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの失点数が少ない
・同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの自責点数が少ない
・同率チームとの対戦で、打率が高い
このような順番で決定。
↓
そして2位チームと3位チームでプレイオフを行い、試合に勝った方が2次ラウンドへ進出。
まとめるとこんな感じですね!
すでに自力での進出は消滅し、他力本願状態。
非常に険しく、奇跡的なことがない限り、韓国代表の2次ラウンド進出は無理です。
よって敗退濃厚となっています。
果たしてどのような結果となるのか・・・!
まずオランダ代表が台湾に敗ける姿が想像できませんし、イスラエルにすら勝ちそうなくらい強いので、今大会では日韓戦は
お預けですかね。