【イラク代表】アリ・アドナンはセリエA・ウディネーゼでプレーする要注意選手!プロフや経歴は?
2016年10月6日(木)にロシアワールドカップアジア最終予選で、
日本代表と対戦予定のイラク代表。
若い選手が育っているイメージのイラク代表ですが、
そのチーム中でも要注意選手なのが・・・
”アリ・アドナン”
という選手です。
イタリア・セリエAのウディネーゼでレギュラーとして活躍する選手。
果たしてどんな選手なのか・・・
という事で今回は、
「アリ・アドナンのプロフィール」
「アリ・アドナンの経歴」
「どんな選手なのか?プレースタイル」
などをまとめてみました。
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アリ・アドナンのプロフィール
名前:アリ・アドナン・カディム・ナシール・アル=タメーミ
ラテン文字表記:Ali Adnan Kadhim
生年月日:1993年12月19日(22歳)
出身地:イラク バグダッド
身長:185 cm
体重:76 kg
所属クラブ:ウディネーゼ・カルチョ(イタリア・セリエA)
ポジション:DF(主に左サイドバック)
利き足:左足
イラク代表のサッカー選手。
若干22歳ながら、イタリア・セリエAのウディネーゼに所属しています。
しかも、バリバリのレギュラー選手。
直近に行われた、日本時間10月2日のセリエA第7節ラツィオ戦に、スタメン出場して、試合終了までプレーしています。
ちなみに、イラク人初のセリエA選手です。
これはイラクのサッカー界の歴史に名を残した選手と捉えてもよいですよね。
それだけ才能ある若き選手だと思って下さい。
アリ・アドナンの経歴
高名なアンモ・ババ・フットボール・スクールを5年で卒業。
在籍する生徒の中では最も若い選手でしたが、その後若手育成に定評のあるアル・ザウラーSCに移籍。
このアル・ザウラーSCはかつてアリ・アドナンの叔父が在籍したクラブでもあります。
更にその後、アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤを経て、バグダードFCに加入。
2010年にトップチームでレギュラーの座を掴み、2013年にサウジアラビアへの移籍を望むもサウジアラビアのビザ発行に時間がかかったせいで移籍市場が閉まった為、実現なりませんでした。
2013 FIFA U-20ワールドカップでは彼の才能が目に止まり、
スペインのセビージャFC、
トルコのガラタサライSK、ブルサスポル、チャイクル・リゼスポル、
イングランドのアーセナルFC、
イタリアのジェノアCFC、ASリヴォルノ・カルチョ、
カタールのアル・ガラファ、
など多くのクラブが興味を寄せていたとの事。
特にトルコのガラタサライは熱心だったようですね。
2013年8月1日に、移籍金65万ドルの5年契約でトルコのチャイクル・リゼスポルに移籍。
ここでの活躍から、イタリア・セリエAのナポリが700万ユーロでチャイクル・リゼスポルから5年契約で獲得を試みたようです。
しかし、チャイクル・リゼスポル側が拒否。
2014年6月には、ASローマやチェルシーFCといったビッグクラブも、アリ・アドナンに関心を抱いていたようです。
2015年7月1日にはウディネーゼ・カルチョと5年契約を結び移籍する事を発表。
イラク人選手として初めてセリエAに所属した歴史的な選手となり、現在に至ります。
このように世界に注目される有望な若手選手なのですが、彼を一躍有名にしたのが2013 FIFA U-20ワールドカップです。
運動量の多さに決定力、そしてフィジカルの強さに、ヨーロッパクラブのスカウトたちを惹きつけました。
ちなみに、2013年にアジア年間最優秀ユース選手賞を受賞しています。
愛称はベイル?ロベカル?
アリ・アドナンは、強烈な左足のシュートと、高い走力を持ち合わせて、攻撃的なポジションもこなす事から、
「イラクのロベルト・カルロス」
「イラクのガレス・ベイル」
などの愛称で呼ばれているようです。
ロベルト・カルロスといえば、歴代最高の左サイドバックと称される元ブラジル代表にして、元レアルマドリード所属の世界的選手。
ガレス・ベイルといえば、ウェールズ代表であり、現在レアルマドリードに所属する世界的選手。
このような世界的スーパースターに例える異名で呼ばれる選手ですから、要注意選手ですね!
プレースタイル
では、アリ・アドナンは実際どんな選手なのか?
攻撃的な左サイドバックであり、強いフィジカルと強烈な長距離のシュートが持ち味。
身長185cmと高さもあり、体感も強い選手。
とにかく運動量が豊富でスピードがあります。
相手選手を簡単に抜き去るスピードがあるので、日本代表メンバーにも注意して欲しいですね。
精確なクロスやフリーキックを蹴る能力にも長けており、とにかく非常に攻撃力のあるサイドバックの選手です。
長友も知っている選手
イタリア・セリエAのインテルでプレーする日本代表・長友佑都選手は、同じリーグでプレーするだけあってこのアリ・アドナンの事をよく知っている模様。
「イタリアでレギュラーでやっていて、自信も持っている。負けたくないですよね。僕らにも、プライドがあるんでね。」
と彼について語っています。
まあ、長友選手も左サイドバックなので、同じポジションの選手として負けたくはないでしょうね。
過去に日本の前に立ちはだかっていた!
アリ・アドナンという選手は、実は過去に日本代表の前に何度も立ちはだかっているんですよね・・・
2012年のU―19アジア選手権で、準々決勝の日本戦で1得点し、2―1で日本を撃破。
日本のU―20W杯出場を阻んでいます。
さらに2014年に韓国で行われた仁川アジア大会では、
1次リーグでU―21日本代表から2得点し、3―1の勝利に貢献しています。
完全に因縁の相手ですよね・・・
まとめ
という事で、日本代表とロシアワールドカップアジア最終予選で対戦予定のイラク代表来日メンバー「アリ・アドナン」という選手についてご紹介させて頂きました。
イタリア・セリエAのウディネーゼでレギュラーとして活躍していて、若くしてその才能を認められているイラクのスター選手です。
ディフェンダーでありながら、非常に攻撃的で、スピードがあり決定力が高いので要注意。
日本代表からするとかなり警戒しなければならない選手です。
しかしながら、そのプレーを見るのが楽しみでもありますね♪
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