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【サッカー】クラブワールドカップ歴代優勝チーム!不公平?格差問題?

      2016/12/19

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いよいよ2016年12月8日(木)に、クラブ世界一決定戦となる「FIFA クラブワールドカップ ジャパン2016」が開幕しますよね。

今年はどのチームが優勝するのか、日本から開催国代表として出場する鹿島アントラーズはどこまで勝ち上がれるのか、ヨーロッパ代表として出場する銀河系軍団レアル・マドリードがどんな試合を見せてくれるのか、など楽しみなことが多いです。

そこで今回はクラブワールドカップの、

「歴史」

「歴代優勝クラブ」

「不公平?格差問題について」

などをまとめてみました。

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クラブワールドカップの歴史

まずは、簡単にこのクラブワールドカップという大会についてご紹介。

サッカーのクラブ世界一を決める大会は、1960年代からインターコンチネンタルカップ(1981年より開催地が中立地である日本になったので「トヨタカップ」へ)が行われていました。

当時は、欧州(UEFAチャンピオンズリーグ)と南米(コパ・リベルタドーレス)の王者同士の対決によって、世界一が決められていました。

しかし、当時のFIFA会長であったゼップ・ブラッターの鶴の一声で、全大陸連盟から代表を集めて開催することになり、FIFAが創設したのがこの大会の前身にあたる「FIFAクラブ世界選手権2000」です。

まあ実質、クラブワールドカップの第1回大会ですね。

第2回大会は、スペインのマドリードで、規模を拡大して開催する予定でしたが、大会の運営を任されていた代理店のISL社の倒産が影響し大会スポンサーが集まらず、第2回大会は開催中止に。

そして、2005年から再び開催され、これが実質第2回大会。
2006年から「FIFAクラブワールドカップ」という名称になり、現在に至ります。

歴代優勝クラブ

第1回大会(2000年)

開催地
ブラジル

順位
優勝 コリンチャンス(ブラジル)
2位 ヴァスコ・ダ・ガマ(ブラジル)
3位 ネカサ(メキシコ)
4位 レアル・マドリード(スペイン)

第2回大会(2005年)

開催国
日本

順位
優勝 サンパウロFC(ブラジル)
2位 リヴァプール(イングランド)
3位 デポルティーボ・サプリサ(コスタリカ)
4位 アル・イテハド(サウジアラビア)

第3回大会(2006年)

開催国
日本

順位
優勝 インテルナシオナル(ブラジル)
2位 バルセロナ(スペイン)
3位 アル・アハリ(エジプト)
4位 クラブ・アメリカ(メキシコ)

第4回大会(2007年)

開催国
日本

順位
優勝 ACミラン(イタリア)
2位 ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)
3位 浦和レッズ(日本)
4位 エトワール・サヘル(チュニジア)

第5回大会(2008年)

開催国
日本

順位
優勝 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
2位 LDUキト(エクアドル)
3位 ガンバ大阪(日本)
4位 パチューカ(メキシコ)

第6回大会(2009年)

開催国
UAE

順位
優勝 バルセロナ(スペイン)
2位 エストゥディアンテス(アルゼンチン)
3位 浦項スティラーズ(韓国)
4位 アトランテ(メキシコ)

第7回大会(2010年)

開催国
UAE

順位
優勝 インテル(イタリア)
2位 マゼンベ(コンゴ民主共和国)
3位 インテルナシオナル(ブラジル)
4位 城南一和天馬(韓国)

第8回大会(2011年)

開催国
日本

順位
優勝 バルセロナ(スペイン)
2位 サントス(ブラジル)
3位 アル・サッド(カタール)
4位 柏レイソル(日本)

第9回大会(2012年)

開催国
日本

順位
優勝 コリンチャンス(ブラジル)
2位 チェルシー(イングランド)
3位 モンテレイ(メキシコ)
4位 アル・アハリ(エジプト)

第10回大会(2013年)

開催国
モロッコ

順位
優勝 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
2位 ラジャ・カサブランカ(モロッコ)
3位 アトレチコ・ミネイロ(ブラジル)
4位 広州恒大(中国)

第11回大会(2014年)

開催国
モロッコ

順位
優勝 レアル・マドリード(スペイン)
2位 サン・ロレンソ(アルゼンチン)
3位 オークランド・シティ (ニュージーランド)
4位 クルス・アスル(メキシコ)

第12回大会(2015年)

開催国
日本

順位
優勝 バルセロナ(スペイン)
2位 リーベル・プレート(アルゼンチン)
3位 サンフレッチェ広島(日本)
4位 広州恒大(中国)

第13回大会(2016年)

開催国
日本

順位
優勝 レアル・マドリード(スペイン)
2位 鹿島アントラーズ(日本)
3位 アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)
4位 クラブ・アメリカ(メキシコ)

不公平?格差問題について

クラブワールドカップは国際大会ではありますが、様々な問題点があります。

まず強さの問題ですよね。
サッカーというのは、ヨーロッパと南米が強すぎて、アジアやアフリカ、特にオセアニアとはレベル差がありすぎるので、クラブワールドカップを開催して各大陸間のクラブで試合をしても、あまり面白くない、欧州と南米のクラブは勝って当たり前みたいになっています。
実際に過去の優勝クラブは全て欧州代表か南米代表ですもんね。

そして欧州と南米が強いだけでそれ以外はレベルが低いことが多いので、この大会で優勝したところで、「本当にクラブ世界一か?」とケチがつきます。
大会の格としては、「UEFAチャンピオンズリーグ」より下という認識の人が多いと思いますし、当然そうなっちゃいますよね。

他に日程の問題もあります。
欧州王と南米王者は2試合、アジアとアフリカ、北中米カリブ海王者は3試合、開催国とオセアニア王者は4試合と、優勝するまでの試合数が各大陸代表によって格差があり、かなり不公平です。

欧州王者と南米王者はいきなり準決勝から登場して、2回勝てば優勝とか不公平ですよね。
まあ、強さを考えるとシードでも仕方ないのですが、2回勝てば優勝できる大会の価値ってよく分からなくなっちゃいます。

選手のやる気も、南米勢はガチな感じがしますが、欧州勢は選手によっては観光気分で軽い感じというかあまりやる気のない選手がいるように感じます。

どうせなら欧州枠と南米枠をもう少し増やしてくれたら、もっと面白くなりそうなんですけどね。

まとめ

クラブ世界一決定戦である「クラブワールドカップ」の歴史や歴代優勝チーム、問題点などをご紹介させて頂きました。

やはりヨーロッパ代表と南米代表のクラブしか優勝していませんね。
まあ、強さを考えると当然の結果です。

今後、別の大陸のクラブが優勝する日はくるのでしょうか。

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