【ケンタッキー】チキン部位の名前と見分け方!食べ方や指定方法は?
ケンタッキーフライドチキン(KFC)といえば、その名の通りチキンをメインとしたファストフード店で、全国どこにでもありますよね。
白い髭を生やしたおじさん「カーネルサンダース」がトレードマークのあのお店!
そのケンタッキーの看板商品というのが・・・
”オリジナルチキン”
ですよね!
国内産ハーブ鶏を秘伝の調理法(11種類のハーブ&スパイス、植物油、圧力釜調理など)で仕上げた骨付きフライドチキン。
食べたことのある人が多いと思いますが、世の中に存在する色んなフライドチキンの中でも、まあトップクラスにおいしいです。
一度食べたら病みつきになる旨さ。
特にあの衣が絶妙な味で、あの衣だけ売って欲しいくらいという方も多いです。
食べたことのある方はご存知かと思いますが、実はオリジナルチキンは形も味も部位によって全然違います。
「さっき食べたおいしいのはどこの部位?」
「どの部位が当たりなの?」
「部位は指定して買えるの?」
「きれいに食べる方法は?」
など気になることが多いはず。
そこで今回はケンタッキーフライドチキン(KFC)の看板メニュー「オリジナルチキン」の・・・
「部位の名前」
「特徴・味」
「上手な食べ方」
「部位の指定方法・選べるのか?」
などをまとめてみました!
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目次
値段(価格)
まず最初にオリジナルチキンの値段(価格)から確認しておきましょう。
1ピース ¥250
2ピース ¥490
3ピース ¥740
4ピース ¥980
5ピース ¥1230
6ピース ¥1470
7ピース ¥1720
8ピース ¥1960
10ピース ¥2450
12ピース ¥2940
このようになっており、1ピース250円。
2ピース以上注文すると、1ピースあたり約245円~246円程度になってちょっとだけお得。
もちろん1ピースから気軽に購入可能。
※価格はこの記事更新時点のもの。変更の可能性もあります。
各部位の形、特徴、味
それでは、オリジナルチキンについて色々と見てみましょう。
オリジナルチキンは5種類の部位があり、1羽から9ピース分にカットされます。
◆「オリジナルチキン」のカット方法
引用元:https://www.kfc.co.jp/qa/cut.html
このようにカットされているため、オリジナルチキンには5種類の部位があり、形も味も様々です。
それでは各部位ごとの形や特徴、味などを見てみましょう!
※レッドホットチキンなど期間限定チキンでも、このオリジナルチキンと大体同じものだと考えていいと思います。
(ただし、骨なしケンタッキーやカーネルクリスピーは除く。)
※特徴や味は、私の個人的な感想も含まれていますのでご了承下さい。
キール(胸)
肉質が柔らかくあっさりしたおいしさ!
胸肉なのでジューシーさは少なく、若干パサパサしているかなと思います。
食べると喉が渇きやすい。
ただし、骨が少なめで、お肉の量は非常に多い気がします。
軟骨と小骨以外はほとんど肉。
もちろん軟骨も食べられます。
ウイング(手羽)
ゼラチン質や脂肪が多く、コラーゲンが豊富で味も濃厚!
胸肉部分は若干パサパサしていますが、2本の骨周りは非常にジューシーでおいしいです。
小さめでお肉の量は少なめな気がします。
リブ(あばら)
あばらの部位で、深みのある旨みがあり骨周りについた肉まで楽しめます!
見た目はずっしり大きいです。
若干パサパサしていて、スパイスが多めにつけられているのか味は濃いめ。
食べると喉が渇きやすい。
肉の量は多く、小骨が多い気もします。
あばら骨部分は味がしみ込んでいるのでしゃぶるとおいしいです。
サイ(腰)
プリプリした肉質でしっかりした食感!
見た目の特徴としては三角形です。
個人的にナンバーワン!
一番おいしい部位です。
というか世間的にも、このサイ(腰)が一番人気があると思います。
肉の量は多いですし、脂がのっていて超ジューシー。
さらに食べやすい。
はっきり言って5種類の部位の中でも別格だと思っています。
オリジナルチキンを注文してこれがきたらテンションが上がるレベル。
これがきたら「当たり」と思っていいでしょう。
(もちろん好みは人それぞれ)
ちなみに、背骨の内側についているレバーに似た黒いものがついていますが、これは肝や砂肝と同様、食べられる内臓(腎臓)ですので、もちろん食べてOKとのこと。
ドラム(脚)
鉄分が多く、味にコクがあります!
持ちやすいから子供に人気の部位!
見た目は細長く、持ちやすい形のザ・フライドチキンという感じ。
非常に食べやすいですね。
確かに他の部位と違ったコクがありおいしいです。
ただし、太い部分はお肉がずっしりなんですが、細い部分は衣と軟骨しかありませんので、肉の量が少なめで、もの足りない感じがします。
もちろん軟骨も食べられます。
部位ごとのきれいでおいしい食べ方
実はこのオリジナルチキンは、”ムダなくキレイに食べる方法”があるのを知っていましたか?
要するに上手な食べ方のコツ!
ケンタッキーが公式に紹介しているもので、オリジナルチキンのプロフェッショナルORマイスターが分かりやすく紹介しているのです。
最近ケンタッキーへ行くと、トレイにイラスト付きでこの食べ方が書いてあり、ケンタッキー公式YouTubeで動画でも解説しているらしいのでまとめました。
骨付きのフライドチキンって食べにくいですし骨が邪魔で面倒ですが、これを見れば今までよりさらに美味しく楽しく簡単に食べられるので超オススメ!
覚えておいて損はありません。
ORマイスターとは
「オリジナルチキン」を調理できる資格をもつ「チキンスペシャリスト」の中でもトップレベルの”Sライセンス”を取得してるスタッフから選ばれたプロフェッショナル。
※出来立てだと骨を抜くのが熱いので、ヤケドしないようにご注意ください。
キール(胸)
1.黒い軟骨がある部分を上にします。
2.表面についている小骨を2本抜きます。
3.黒い軟骨を抜きます。
(半分にさくと抜きやすい)
4.すると残ったお肉の部分は全て食べられるようになります。
ウイング(手羽)
1.手羽先の太い方の骨をねじって抜きます。
2.2本目の骨もねじって抜きます。
3.あとは太い骨を持って食べます。
リブ(あばら)
1.ささみの部分を手でほぐして分けます。
2.大きなあばら骨を外します。
3.骨と骨の間の肉を食べます。
4.あばら骨は味がしみ込んでいるので、しゃぶるとおいしいです。
※小骨が多いので気を付けて食べて下さい。
サイ(腰)
1.まずは腰骨を持ちます。
2.大腿骨を見つけて下さい。
お肉の真ん中を横断するように太い骨があって、その先の部分が出ているはずです。
(三角形の角の部分)
3.その大腿骨をねじりながら引き抜いて下さい。
4.ねじりながら抜くときれいにとれるはずなので、その抜いた骨の周りの肉も食べて下さい。
5.残った本体は腰骨以外はほぼ食べれるので、そのままかぶりついてジューシーなお肉を味わって下さい。
(骨を抜いた部分をそのままがぶり!)
※出来立てだと骨を抜くのはかなり熱いのでヤケドに注意。
抜いた骨も熱いので気をつけて下さい。
ドラム(脚)
1.細い部分にペーパーナプキンなどを巻かずに、両端を素手で持ちます。
(豪快に片手でもOK)
2.あとはお肉の部分を回しながら食べて下さい。
関節部分の軟骨も食べれます。
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YouTube公式チャンネルで紹介している食べ方と、店舗のトレイに書いてあるイラストの食べ方はほとんど同じですが、若干食べ方が異なるようです。
一応、イラストの方の画像も載せておきますので、分かりやすい方を参考にして下さい。
とりあえず、皆さんが思っているより食べれる部分は多く、綺麗に骨を残して食べることが可能!
今まで食べ残しがあった方は、しっかりと食べ方を覚えて、これまで以上にオリジナルチキンをおいしく存分に味わいましょう。
部位の指定方法・選べるのか?
ここまでオリジナルチキンについて色々とご紹介しましたが、ここで気になるのは「部位を指定して購入できるのか?」だと思います。
要するにサイ(腰)とドラム(脚)が大好きな私が、お店へ行って「オリジナルチキン1ピース、部位はサイ(腰)を下さい!」や「オリジナルチキン2ピース、部位はサイ(腰)とドラム(脚)を下さい!」と注文するのはアリなのかナシなのかという話。
公式サイトによると・・・
ケンタッキーフライドチキンの「オリジナルチキン」は、KFC登録飼育農場で育てられたハーブ鶏のおいしさをそのままお届けするため、カットした形のまま調理しておりますので部位によって形が異なりますが、どのお客様にも公平に商品をご提供できるよう、組み合わせを決めさせていただいております。
パーツのご指定につきましては、上記の通り、商品の特性上、原則お断り申し上げておりますが、その時の調理状況によりましては、「サイ(腰)」を除く部位において、少数であればご要望にお応えできる場合もあります。
ただし、お受けできる場合も、お待たせすることやご要望のすべてにはお応えできない場合もありますのでご了承願います。
※一部店舗を除きます。
引用元:https://www.kfc.co.jp/qa/original.html
このように記載してありました。
つまり、部位を指定して購入するのは原則禁止!
ただし、その時の調理状況によっては、「サイ(腰)」以外の部位なら、少数であれば部位を指定してもいいよ!
という感じですね。
そして要望を受け付ける時も、お客様を待たせることや、要望のすべてにはお応えできないので、あまり期待しないでね?
あと、一部店舗では受け付けられないよ?
って感じです。
なので、基本的には店員さんのさじ加減やその時のストック、そして注文するピース数によって、どのチキンがくるか決まるわけですね。
やはり一番人気でおいしい「サイ(腰)」だけ部位指定できないのは、やはり一番人気でおいしいからですかね?
温め方
オリジナルチキンを購入してお店の中ですぐ食べるならいいですが、お持ち帰りやドライブスルーなどで購入した際、チキンが冷めちゃう時がありますよね。
また、たくさん買ったけど食べきれなくて冷蔵庫に入れちゃったりなど。
そんな時は自宅などで再び温め直して、熱々のオリジナルチキンを食べたいはず!
という事でご紹介。
※機種、機能、及び加熱する数量により時間は異なります。
電子レンジ
お皿などに載せてラップをせずに1個につき30秒~1分温めます。
一番手っ取り早い方法。
ただ、お肉が固くなってパサパサになり、ジューシーさが無くなるのであまりオススメできません。
オーブントースター
アルミホイルに包み、180℃~200℃で 5~8分温めます。
電子レンジよりはマシだと思いますが、やはり少しお肉が固くなってパサパサになり、ジューシーさが無くなる気がします。
魚焼きグリル
弱火でじっくり中まで温まるように温めます。
焦げないようにしっかりと見ておきましょう。
これがまだマシかな?と思います。
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結論としては、やはりお店で食べるのが一番おいしいです!
そして、やはり揚げたてが最高ですね。
時間が立つとどうしても味が落ちます。
持ち帰る場合はフタや袋を開けておき、水蒸気が溜まらないようにすれば若干マシになるかもしれません。
ただ、電車やバスでフタや袋を開けておくのは匂いで周りに迷惑がかかるのでやめましょう。
(徒歩や自転車、自家用車でなら大丈夫かな?)
とにかく持ち帰る場合も、出来るだけ早く、冷める前に食べることをオススメします。
まとめ
ケンタッキーフライドチキン(KFC)の看板メニュー「オリジナルチキン」に関する、様々な情報をご紹介させて頂きました。
部位の名称や食べ方をしっかりと覚えておくと、さらにオリジナルチキンをおいしく楽しく食べられるはず!
たくさん買ってみんなで食べる時も、これを覚えておけば当たりの部位を独り占めできちゃうかもしれませんね。
慣れるとパッと見ただけでどの部位か分かるようになります。
ぜひムダなくキレイに食べる方法もマスターして下さい♪