【高校野球】超激戦区の大阪代表は履正社!野球部メンバーの中学時代の出身チームは?
2016年夏の甲子園、第98回全国高校野球選手権大阪大会の決勝戦が7月31日行われました。
全国でも屈指の超激戦区と呼ばれる大阪代表を巡る戦い。
「履正社VS金光大阪」のカードとなりました。
そして、見事この大阪代表に輝いたのは・・・
「履正社高等学校」
プロ野球選手も多く輩出する名門高校で、サッカーも強くて有名ですよね。
またエースピッチャーの寺島くんは、プロ大注目でドラフト上位候補と言われていますね。
という事で今回は、
「履正社高校とは?」
「履正社高校野球部の詳細」
「履正社高校野球部のメンバーと中学時代の出身チーム」
「大阪大会の戦績」
「大阪大会・決勝戦の試合経過と結果」
などを調べてみました。
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目次
履正社高校とは?
履正社高等学校とは、大阪府豊中市長興寺南四丁目にある中高一貫教育の私立高校。
旧名は大阪福島商業学校、大阪福島商業高等学校。
設置者は、学校法人履正社。
設立は、1922年の男女共学校。
校訓
履正不畏
勤労愛好
報本反始
理事長は、釜谷行藏さん。
校長は、小森重喜さん。
部活動、特にスポーツに非常に力を入れており、野球やサッカーを筆頭に数多くの部活が全国レベルです。
履正社高校野球部の情報
創部
1922年
監督
岡田龍生さんが1987年より指揮を執っています
部長
松平一彦さん
主将
寺島成輝くん
甲子園出場歴
春:6回
夏:3回(今回を含む)
主なOB(卒業生)
岸田護 – プロ野球選手(オリックス・バファローズ)
岡田貴弘(T-岡田) – プロ野球選手(オリックス・バファローズ)
山田哲人 – プロ野球選手(東京ヤクルトスワローズ)
坂本誠志郎 – プロ野球選手(阪神タイガース)
近年の主な成績
平成24年 第84回選抜高校野球大会 ベスト16
全国高校野球選手権大会大阪大会 準優勝
秋季近畿地区高校野球大会大阪府予選 優勝
秋季近畿地区高校野球大会 ベスト8
平成25年 第85回選抜高等学校野球大会 出場
春季近畿地区高校野球大会大阪府予選 優勝
春季近畿地区高校野球大会 優勝
全国高校野球選手権大阪大会 準優勝
秋季近畿地区高校野球大会大阪府予選 優勝
平成26年 第86回選抜高等学校野球大会 準優勝
春季近畿地区高校野球大会 準優勝
平成27年 春季近畿地区高校野球大会大阪府予選 第3位
平成28年 春季近畿地区高校野球大会大阪府予選 優勝
春季近畿地区高校野球大会 優勝
詳細
全国に名を轟かせている大阪の強豪校。
硬式野球部に所属できるのはⅢ類の生徒のみ。
大阪桐蔭と肩を並べる、大阪の強豪校として有名ですよね。
あのトリプルスリー男・山田哲人選手の母校としても有名です。
エースの寺島成輝投手は、最速149キロを誇る左腕で、プロ注目で今秋のドラフト上位候補。
キレのあるライダーとカーブ・フォーク・チェンジアップも投げる本格派です。
高校BIGスリーと言われ、横浜高校の藤平投手・東邦高校の藤島投手と肩を並べる存在で、
全員が2016年夏の甲子園に出場が決定しています。
彼らの投げ合いが見たくて仕方ない!
その寺島君だけではなく、このチームにはもう一人エース格がいます。
最速145キロの左腕投手・山口裕次郎くん。
準決勝で先発し好投していて、彼がいることにより、寺島くんを酷使する事なく戦えます。
このWエース体制が履正社の強みとも言えますね。
ちなみに、山口裕次郎くんもプロのスカウト注目の選手のようです。
2016年のこのチームは相当強いです。
投打ともに全く隙が無く、下馬評的にも甲子園優勝候補の一角ではないでしょうか。
履正社高校野球部のメンバーと中学時代の出身チーム
投手
- 寺島成輝(3年)箕面ボーイズ
- 山口裕次郎(3年)寝屋川ベースボールフレンズ
- 松井百代(2年)都島中
- 竹田祐(2年)生駒ボーイズ
- 古田旭(2年)兵庫伊丹
- 安井勇人(1年)ベースボール・ネットワーク
- 濱内太陽(1年)松原ボーイズ
捕手
- 井町大生(3年生)大阪東淀川ボーイズ
- 白滝恵汰(1年)兵庫伊丹
内野手
- 岡田瑛人(3年)西淀ボーイズ
- 北野秀(3年)河内長野ボーイズ
- 四川雄翔(3年)兵庫伊丹
- 若林健治(3年)住吉大和川リトルシニア
- 安田尚憲(2年)レッドスターベースボールクラブ
- 谷川天哉(1年)大東畷ボーイズ
外野手
- 福田観大(3年)レッドスターベースボールクラブ
- 若林将平(3年)大淀ボーイズ
- 山本侑度(3年)高石ボーイズ
- 石田龍史(2年)京都木津川リトルシニア
- 竹村慎(2年)摂津千里丘リトルシニア
- 筒井大成(1年)寝屋川リトルシニア
大阪大会の戦績
それでは、第98回全国高校野球選手権大会・大阪大会での履正社高校の決勝戦までの戦績を振り返ってみましょう。
1回戦
履正社18ー1関大一
2回戦
履正社7ー0汎愛
3回戦
履正社10ー0茨木
4回戦
履正社11ー1東大阪大柏原
5回戦
履正社2ー0大体大浪商
準々決勝
履正社8ー1浪速
準決勝
履正社10ー1桜宮
いや~強い!圧巻の強さを誇ります!
投打ともに一切の隙無し!
頭一つ抜けてるかなという感じです。
決勝までに6試合がコールド勝ちですから。
そして、甲子園出場までの道のりが長い!
大阪はただでさえ強豪校揃いなのに、シード制もなく、ウルトラ激戦区ですね・・・
あの大阪桐蔭でさえ、早々に姿を消してしまうほど・・・
大阪大会・決勝戦の試合経過と結果
では、夏の甲子園の地方大会にあたる、大阪大会の決勝戦の試合経過や結果などを振り返ってみましょう。
対戦相手は今大会エラー0と鉄壁の守りを誇る
「金光大阪高等学校」です。
試合会場は、舞洲ベースボールスタジアム。
それでは、まず両チームのスタメンから確認してみましょう!
履正社のスタメン
1・中 福田観大 3年生
2・二 北野秀 3年生
3・一 四川雄翔 3年生
4・三 安田尚憲 2年生
5・捕 井町大生 3年生
6・投 寺島成輝 3年生
7・左 若林将平 3年生
8・右 山本侑度 3年生
9・遊 若林健治 3年生
金光大阪のスタメン
1・三 宇須凌介 3年生
2・二 貝賀友哉 3年生
3・右 井上滉大 3年生
4・一 岩崎竜也 3年生
5・捕 上岡龍太 3年生
6・中 木下直哉 2年生
7・左 高山晃 3年生
8・投 末友雄梧 3年生
9・遊 佐々木将太 2年生
試合経過
初回から試合が動きます。
履正社が1回表に2点を先制。
さらに、3回、4回、7回、8回、9回にも2点ずつを取り、
先制点、中押し点、ダメ押し点と効率よくしっかりと得点を重ねます。
自慢の強打で金光大阪のエース・末友雄梧くんに襲いかかります。
しかも、ただ打力が強いだけでなく、しっかりとボール球を見極め、
送りバント、盗塁など、小技や足を絡めた攻撃で一切の隙が無かったです。
投げては履正社のプロスカウト大注目の左腕エース・寺島成輝くんが圧巻の投球。
ランナーを出すものの要所を締め、140キロ台中盤のキレのあるストレートを軸に、
奪三振を積み重ね得点を与えませんでした。
気付けば、打者は先発全員安打。
寺島くんは、9回無失点12奪三振の完封と圧巻の内容。
「履正社12-0金光大阪」
と投打に圧倒しての大阪大会優勝!
6年ぶり3度目の夏の甲子園出場を決めました!
(前回出場はあのトリプルスリー男・山田哲人選手を擁した2010年)
両校の監督、選手、関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした。
試合結果
「履正社12-0金光大阪」
まとめ
という訳で、高校野球ファン必見の超激戦区である大阪大会を制して甲子園出場を決めたのは、
「履正社高校」でした!
私は準決勝・決勝と映像を見ましたが、想像以上の強さでした!
寺島成輝くんは間違いなくドラフト上位候補でしょうし、打線も強力で、隙が無い、本当に強いチームだと感じました。
間違いなく優勝候補の一角でしょう。
この夏大注目の高校です。
初の全国制覇なるでしょうか・・・!