【W杯アジア最終予選】サウジアラビア戦はゴールライン割っていた?誤審?原口が大活躍!
男子サッカーのロシアワールドカップアジア地区最終予選の第5戦「日本代表VS.サウジアラビア代表」の試合が、2016年11月15日(火)に行われました。
グループB1位のサウジアラビアと、グループ3位の日本による対決で、勝てば一気にワールドカップ出場圏内に浮上する可能性もあれば、負ければワールドカップ出場権獲得が怪しくなるという、本当に重要な一戦でした。
それではこの試合の、
「スタメン&フォーメーション」
「試合経過と結果」
「次の対戦相手」
「誤審?失点シーンはゴールラインを割っていたのか?」
「最新順位」
などをまとめてみました。
なかなか激しい試合となりましたね。
原口元気選手の貢献度が素晴らしすぎる・・・!
Ads by Google
目次
試合前の状況
まずは、サウジアラビア戦前のロシアワールドカップアジア最終予選での、日本代表の状況を確認しておきましょう。
ここまで4試合を行い、
日本1-2UAE
タイ0-2日本
日本2-1イラク
オーストラリア1-1日本
2勝1分け1敗で勝ち点7のグループ3位でした。
ワールドカップ出場圏内はグループ2位までなので、日本は当落線上となっており、一方のサウジアラビアは勝ち点10で首位。
しかし、この試合に勝てばサウジアラビアと勝ち点が並び、オーストラリア代表の結果次第では2位浮上も考えられる重要な一戦と位置付けられていました。
日本VSサウジアラビアのスタメン&フォーメーション
それでは「日本VSサウジアラビア」の両チームのスターティングメンバーを確認してみましょう。
※左から背番号、名前です。
日本代表のスタメン
GK
12 西川 周作
DF
5 長友 佑都
6 森重 真人
19 酒井 宏樹
22 吉田 麻也
MF
13 清武 弘嗣
16 山口 蛍
17 長谷部 誠
FW
8 原口 元気
14 久保 裕也
15 大迫 勇也
ついにハリルホジッチ監督は、本田圭佑選手と香川真司選手の二人をスタメンから外しました。
ようやくチームが大きく変わってきましたね。
フォーメーションは4-2-3-1。
GKは西川。最終ラインは酒井宏、吉田、森重、長友。ボランチは長谷部、山口、2列目は右から久保、清武、原口、1トップに大迫。
ベンチ入りメンバー
■GK
1 川島 永嗣
23 東口 順昭
■DF
2 丸山 祐市
20 槙野 智章
21 酒井 高徳
■MF
3 小林 祐希
4 本田 圭佑
7 永木 亮太
10 香川 真司
11 齋藤 学
■FW
9 岡崎 慎司
18 浅野 拓磨
サウジアラビア代表のスタメン
GK
22 モハンメド アルオワイス
DF
3 オサマ ハウサウィ
5 オマルイブラヒム オスマン
12 ハッサンムアト ファラタ
13 ヤシル アルシャハラニ
MF
7 サルマン アルファラジ
8 ヤヒア アルシェハリ
11 アブドゥルマレク アルハイブリ
17 タイシール アルジャッサム
18 ナワフ アルアビド
FW
10 モハンメド アルサハラウィ
サウジアラビア代表監督は、元オランダ代表監督としてワールドカップ準優勝を果たした、名将ベルト・ファン・マルバイク監督。
ベンチ入りメンバー
■GK
1 ワリード アブドゥラー
21 アッサフ アルカルニ
■DF
2 マンスール アルハルビ
4 モハンメド ジャハファリ
6 モハンメド アルブライク
23 モタズ ハウサウィ
■MF
14 サルマン ムワシャル
16 フセイン アルモカハウィ
20 アブドゥルマジード アルルワイリ
■FW
9 ナイフ ハザジ
15 ナシル アルシャムラニ
19 フハド アルムワッラド
試合詳細&結果
それでは、2016年11月15日(火)、埼玉スタジアム2002で行われたロシアワールドカップアジア最終予選、「日本代表VS.サウジアラビア代表」の試合を振り返ってみましょう。
審判団は、シンガポール人の審判団でした。
詳細
前半は日本が試合を支配して押し込みます。
サウジアラビアはラフプレーが多く、序盤からイエローカードが多く出ました。
押し込みながらもなかなか得点が奪えない日本でしたが、前半43分にペナルティアーク付近で清武がシュート。
これがブロックに入った相手ディフェンスの腕に当たり、これがハンドでPK獲得。
そして前半45分、キッカー清武がこれをゴール左下のギリギリのところに見事決めて、日本が先制に成功!
(日本1-0サウジアラビア)
前半終了間際の良い時間帯に得点できましたね。
前半は日本が1点リードして折り返します。
後半から久保に代えて本田が交代出場。
しかし徐々にサウジアラビアにチャンスを作られる展開に。
さらには清武が相手のラフプレーにより足を痛める事に・・・
後半19分、清武に代えて香川を投入。
相手のチャンスがどんどん増えて危ない空気の中、後半35分、本田とパス交換をした長友が左サイドからクロス。
これをゴール前で香川が軽く触れて流しスルー、するとそこに居たのは原口。
右足で放ったシュートは見事に決まりゴール!
貴重な追加点を挙げます。
(日本2-0サウジアラビア)
原口元気選手は、これで史上初のワールドカップアジア最終予選4試合連続ゴールという快挙達成。
このまま逃げ切りたい日本でしたが、後半45分、アルシャムラニがシュートを放ちこれをGK西川がはじきます。
しかし、このこぼれ球をオスマンが蹴り込んでゴールラインギリギリ入っていたという判定で失点。
(日本2-1サウジアラビア)
これは長友選手が必死にクリアしたんですが、レフェリーの判定はゴールラインを割っていたという微妙な判定でしたね・・・
後半アディショナルタイムもサウジアラビアが猛攻を仕掛け危ないシーンもありましたが、なんとか逃げ切り日本が2-1で勝利!
結果
日本2-1サウジアラビア
得点者
前半45分 清武弘嗣(日本)
後半35分 原口元気(日本)
後半45分 オマルイブラヒム・オスマン(サウジアラビア)
終わってみれば危ない試合でしたが、見事に勝利!
今とにかく必要なのは結果です。
勝って勝ち点さえ獲得できれば問題なし。
しかも、相手がグループ首位サウジアラビアという事で、どんな形でもこの勝利というのはとてつもなく大きいですね!
皆よく頑張ったと思いますがその中でも、特に原口元気選手は最終予選で初の4試合連続ゴールを達成するなど、攻守において貢献度が半端ないです。
誤審?失点シーンはゴールラインを割っていたのか?
この試合で気になるのは、日本代表の失点シーンですよね。
こぼれ球をサウジアラビアに押し込まれゴールラインぎりぎりのところで長友佑都選手がクリアしたのですが、これがゴールラインを割っていたという判定になり失点。
これは誤審では?と思っちゃいますが、正直微妙な判定でしたよね。
ボールが完全にゴールラインを割っているようにも見えますし、割っていないようにも見えます。
本当に数センチの話となる為、これは審判がゴールと判定してもおかしくはありませんので諦めるしかないですね・・・
ゴールラインテクノロジーを導入していない時点で、完全に誤審と言い切れるほど、おかしな判定では無かったと思います。
仕方ないとしか言えませんね・・・
あと誤審といえば、日本の先制シーンのPKを獲得した場面なのですが、清武選手の放ったシュートが相手の腕に当たり、ハンドの判定でペナルティーキックとなりましたが、あれも「ハンドじゃないかも・・・」「誤審かも・・・」といった声もネット上に多くありますので、まあお互い様ですよね。
一つ確実に言えるのは、どちらの判定もかなり微妙プレーだったので仕方ない!
暫定順位は?
この試合と、グループB他の2試合の結果を踏まえた最新の順位表を簡単に確認しておきましょう。
1位 サウジアラビア 勝ち点10
2位 日本 勝ち点10
3位 オーストラリア 勝ち点9
4位 UAE 勝ち点9
5位 イラク 勝ち点3
6位 タイ 勝ち点1
このように日本はワールドカップ出場圏内の2位に浮上!
オーストラリアがタイと引き分けたのが予想外でしたね。
ただ、勝ち点1以内に4チームがひしめく大混戦なので、ここからは本当に1試合も負けられません!
※順位表・その他の2試合の結果をもっと詳しく見たい方はこちら!
→【W杯アジア最終予選】グループB第5戦の結果と最新順位表!サッカー!大混戦に!
次の対戦相手と日程は?
とりあえず2016年内のロシアワールドカップアジア最終予選の試合は、これにて終了です。
次は、2017年3月23日に敵地「UAE対日本」の試合が行われます。
ここからは苦手な鬼門・中東のアウェーでの試合が多くなりますので、今まで以上に厳しい戦いが続きます。
まとめ
ロシアワールドカップアジア最終予選の丁度半分となる5試合目「日本代表VS.サウジアラビア代表」の試合結果やスタメンをご紹介させて頂きました。
ハリルホジッチ監督は、本田圭佑選手&香川真司選手をスタメンから外す決断を下しました。
なんとか勝利してグループ2位に浮上しましたが、4チームによる大混戦状態となっておりますので、まだまだ油断できません!
1つ負けると、一気に圏外に落ちてしまうような状況。
さあ、2017年からはますます厳しい試合が予想されますので、気を引き締めて頑張って欲しいですね。