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【クラブW杯2016】鹿島がアジア初の決勝進出!ビデオ判定は誤審?VAR!

   

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2016年12月14日(水)、男子サッカーのクラブ世界一を決める大会「FIFA クラブワールドカップ ジャパン2016」準決勝が行われました。

対戦カードは、

南米代表のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)

VS.

開催国代表の鹿島アントラーズ(日本)

鹿島アントラーズにとっては、勝てばこのクラブワールドカップにおいて、Jリーグ勢、そしてアジア勢初の決勝進出が決まるという大事な試合。
しかも、決勝戦であの欧州王者レアル・マドリード(スペイン)と対戦できる可能性があるので、本当に重要な一戦でした。

そしてなんと、鹿島アントラーズは勝利してアジア勢初の決勝進出。
歴史を変える快挙達成です!

という事で今回は、

「スタメン」

「試合詳細・結果」

「ビデオ判定(VAR)は誤審だったのか?」

などをまとめてみました。

実はこの試合、ビデオ判定(VAR)が導入されて以来、FIFA主催大会では世界で初めて実施された上に、判定が覆るという、サッカー界の歴史を変える試合でもあり、かなり話題になっていますので、そちらの方にも触れたいと思います。

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両チームのスタメン

まずは、両チームのスターティングメンバーを確認してみましょう。

※左から、ポジション、名前、背番号

アトレティコ・ナシオナル(南米代表)

スタメン
GK フランコ・アルマニ 34
DF ダニエル・ボカネグラ 2
DF フェリペ・アギラル 3
DF アレクシス・カラレス 12
DF ファリド・ディアス 19
MF マテウス・ウリベ 6
MF ディエゴ・アリアス 8
MF マクネリー・トーレス 10
FW ミゲル・ボルハ 9
FW フオン・モスケラ 21
FW オルランド・ベリオ 28

ベンチ入りメンバー
GK クリスティアン・ボニージャ 1
GK クリスティアン・バルガス 25
DF フランシスコ・ナヘラ 5
DF エドウィン・ベラスコ 23
MF エルキン・ブランコ 14
MF フアン・パブロ・ニエト 15
MF アレハンドロ・ゲラ 18
MF アレハンドロ・ベルナル 20
FW ロデリック・ミラー 4
FW エセキエル・レスカルダニ 7
FW クリスティアン・ダホメ 16
FW アルレイ・ロドリゲス 30

鹿島アントラーズ

スタメン
GK 曽ヶ端準 21
DF 昌子源 3
DF 山本脩斗 16
DF 西大伍 22
DF 植田直通 23
MF 柴崎岳 10
MF 中村充孝 13
MF 遠藤康 25
MF 小笠原満男 40
FW 土居聖真 8
FW 赤崎秀平 18

ベンチ入りメンバー
GK 櫛引政敏 1
GK 川俣慎一郎 29
DF ファン・ソッコ 14
DF ブエノ 17
DF 伊東幸敏 24
MF 永木亮太 6
MF ファブリシオ 11
MF 三竿健斗 20
MF 杉本太郎 32
MF 平戸太貴 35
FW 金崎夢生 33
FW 鈴木優磨 34

試合詳細&結果

FIFAクラブワールドカップ ジャパン2016準決勝「アトレティコ・ナシオナルVS.鹿島アントラーズ」の試合は、2016年12月14日(水)19:30キックオフでした。

試合会場は、市立吹田サッカースタジアム。

序盤はアトレティコ・ナシオナルが押し込む展開が続きます。

前半33分、直前のFKの場面について主審がビデオ判定を要求。
FKからのセットプレーの場面で、西大伍がオルランド・ベリオにペナルティーエリア内で倒されたのではないのか?というビデオ判定になります。
そしてこのビデオ判定により判定が覆り、鹿島アントラーズがPKを獲得。
これを土居聖真が冷静に決めて鹿島アントラーズが先制。
(アトレティコ・ナシオナル0-1鹿島アントラーズ)

後ほど詳しく説明しますが、このビデオ判定についてはサッカー界の歴史が変わった瞬間かもしれません。

前半を鹿島リードのまま0-1で折り返します。

そして後半もアトレティコ・ナシオナルに攻め込まれる展開が続きます。

しかし、またも鹿島に追加点が。
後半38分、柴崎岳のクロスに飛び込んだのが遠藤康。
このボールが遠藤康の足元へ。これを後ろを向きながら冷静にヒールキックで決めてゴール。
(アトレティコ・ナシオナル0-2鹿島アントラーズ)

さらに後半40分、途中から出場している金崎夢生のクロスに、同じく途中出場の鈴木優磨が合わせてゴール。
(アトレティコ・ナシオナル0-3鹿島アントラーズ)

鈴木優磨は「ゴールを決めたらクリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスをする」と宣言していて、しっかりとゴールを決め、宣言通りクリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスを披露して、スタジアムを盛り上げてくれましたね。

中押し点、ダメ押し点をしっかりと決めた鹿島アントラーズがこのまま逃げ切り、0-3で勝利!

日本勢、そしてアジア勢初のクラブワールドカップ決勝進出という快挙を成し遂げました!
やはりアントラーズは勝負強い!

ビデオ判定(VAR)は誤審だったのか?

さて、鹿島アントラーズがアジア勢初の決勝進出を果たし、あのレアル・マドリードと対戦できる可能性があるという事で、楽しみにしている方も多いとは思いますが、もう一つ気になることがあります。

それは・・・

ビデオ判定システム(VAR)

ですね。

ビデオ判定システム(VAR)とは、ビデオ・アシスタント・レフェリーの略で、このFIFA主催大会において、このクラブワールドカップで初導入されたシステムのこと。

得点やPK、ファウルなど試合の結果を決定づける場面で、微妙な判定の時に、主審とビデオ判定室で映像を確認し、正確な判定をする為の新しいシステムです。

つまり、ビデオ判定の結果、判定が覆る可能性がある訳です。

そんなビデオ判定システム(VAR)が、この試合で初めて行われました。

何があったかというと、前半28分、鹿島アントラーズがフリーキックを獲得してクロスを上げるも、結局クリアされます。
しかしその2分後の前半30分に、先ほどの前半28分のフリーキックの場面について、主審がビデオ判定を要求。
どうやらフリーキックのセットプレーの場面で、西大伍選手がオルランド・ベリオ選手にペナルティーエリア内で倒されたのではないのか?というビデオ判定。
要するにその時は流されたプレーですが、「あれはPKだろ!」という感じですね。

そして時間差でプレーが止められ、ビデオ判定が開始されました。

このビデオ判定の結果、前半33分に鹿島アントラーズにPKが与えられ、これを土居聖真選手が決めて先制した、試合を大きく左右するシーンとなりました。

これに関しては様々な意見が飛び交っており、

「ビデオ判定は誤審だ」

「ビデオ判定は白ける」

「その前にオフサイドだった」

「誤審もサッカーの醍醐味だからビデオ判定はいらない」

「しっかりとしたジャッジをしてくれるから素晴らしいシステムだ」

「妥当な判定」

など賛否両論ですね。

確かにあのシーンは足を掛けられて倒されていましたしPKで間違いないと思います。
誤審ではないですね。

ただ、その前にオフサイドのようだったので誤審とも言えるような気がしますが・・・

まあ、納得できる人もいればできない人もいるでしょうね。
とにかく正しい判定をしてくれるのは良いことだと思います。

問題点としては、時間差でビデオ判定が始まったので、選手たちもどのプレーをビデオ判定しているのか分からなかったみたいですね。

そもそも、誰がビデオ判定を要求する基準を判断しているのか謎です。
主審の判断なのでしょうか。

他にもアディショナルタイムを長くすればいい話ではありますが、時間制の競技であるサッカーで、ビデオ判定の時間がかかるのはちょっと頂けないような気もします。
野球みたいに時間制ではない競技なら、また話は違うのですが・・・

とりあえず、3点差で圧勝していますので、別にビデオ判定のおかげで勝てたとかではなく、鹿島アントラーズの実力での勝利だと思います。

まとめ

FIFAクラブワールドカップ ジャパン2016準決勝「アトレティコ・ナシオナルVS.鹿島アントラーズ」の試合は、鹿島アントラーズが0-3で快勝しアジア勢初の決勝進出を決めるとともに、FIFA主催大会で初めてビデオ判定が導入された上に、判定が覆るという、非常に歴史的な試合となりました。

この一連のビデオ判定システムに関しては、世界初の出来事なので、海外メディアでも一斉に報じられたようです。
ビデオ判定システムでサッカーの歴史が変わり、今後、サッカー界がどうなっていくのか目が離せませんね。

賛成の人もいれば反対の人もいるでしょうが・・・

何はともあれ、鹿島アントラーズは見事な勝利!
果たして決勝戦の相手はレアル・マドリードになるのでしょうか・・・!

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