オーストラリア代表ティム・ケーヒルは日本キラー?【W杯アジア最終予選】
2016/10/11
男子サッカーのロシアワールドカップアジア最終予選で、
2016年10月11日(火曜日)に日本代表と対戦予定なのがオーストラリア代表。
日本が所属するグループBで現在1位で、このグループ最大の強敵となります。
今回はそんなオーストラリア代表メンバーの要注意選手である大ベテラン、
”ティム・ケーヒル”
という選手についてご紹介。
サッカーファンならこの名前は忘れられませんよね。
なんといっても日本キラーの男ですから。
「プロフィール」
「経歴」
「プレースタイル」
などをまとめてみました。
Ads by Google
ティム・ケーヒルのプロフィール
名前:ティム・ケーヒル
本名:ティモシー・フィリガ・ケーヒル
愛称:ティミー、タイニイ・ティム
生年月日:1979年12月6日(36歳)
出身地:ニューサウスウェールズ州シドニー(オーストラリア)
身長:180cm
体重:77kg
所属クラブ:メルボルン・シティFC
ポジション:MF/ FW
利き足:右足
オーストラリアのレジェンドプレイヤー。
オーストラリア代表の通算得点記録の保持者です。
名前は、「カーヒル」「ケイヒル」と表記される場合もあります。
ティム・ケーヒルの経歴
アイルランド系イングランド人の父とサモア人の母の間に生まれ、オーストラリアのシドニー・ユナイテッドから、1997年にイングランドのイングランドのミルウォールFCに移籍。
そこでエースとして大活躍をします。
その後、2004年からイングランドプレミアリーグのエヴァートンFCに移籍し、2012年までプレーしました。
攻撃の選手として活躍して、通算では271試合66ゴールを記録。
2012年7月、メジャーリーグサッカーのニューヨーク・レッドブルズヘ移籍。
2015年、中国の上海緑地へ移籍。
2016年2月、中国の杭州緑城へ移籍するも半年で退団。
そして現在は、オーストラリアのメルボルン・シティに所属しています。
代表に関しては、母親がサモア人なので14歳の時にU-20サモア代表としてプレーしていました。
日韓ワールドカップ時には、結局断念しましたが、アイルランド代表入りを薦められた事もあったそうです。
オーストラリア代表としては2004年デビュー。
2006年ドイツW杯オセアニア予選では得点王に輝きました。
2006年のドイツワールドカップのグループステージでは、試合終盤に我々のトラウマになる2ゴールを決めて逆転勝利の立役者となりました。
これに関しては後ほど詳しく・・・
2010年の南アフリカワールドカップ、2014年のブラジルワールドカップでも得点を挙げている点取り屋です。
代表戦での活躍が目立ちますね。
そして今回のロシアワールドカップアジア最終予選でも、日本代表に勝ったUAE代表との試合で、決勝ゴールを決めるなど、未だに現役バリバリです。
代表経歴的には、U-20サモア代表→U-23オーストラリア代表→オーストラリアA代表という感じですね。
プレースタイル
とにかく攻撃的な選手。
高いジャンプ力を生かした正確なヘディングと、決定力が武器。
またシュート力も高いので要注意。
ペナルティーエリア内では、本当に危険な働きをする選手。
ゴールを決めるとコーナーフラッグに向かって、シャドーボクシングをするゴールパフォーマンスが特徴です。
試合途中から出場して試合を決める、スーパーサブとしての活躍が目立つ選手ですね。
あと、次の項目で詳しく説明しますが、とにかく日本戦にめっぽう強い!
日本キラー?天敵?
実はこのケーヒルは、とにかく日本代表との試合では無類の強さを誇る「日本キラー」です。
「日本に何の恨みがあるんだよ・・・」と言いたくなるくらい、ゴールを決めてきます。
日本戦では過去8試合で5得点と、はっきり言って天敵です!
この選手にはとにかく嫌な思い出しかないですよね・・・
覚えている方も多いと思いますが、2006年のドイツワールドカップで、オーストラリアと日本はグループステージ初戦で対戦しました。
その際、前半に中村俊輔選手のゴールで日本が先制して、そのまま逃げ切り勝利かと思われましたが、53分と後半から途中出場したこのケーヒルに84分に同点ゴール、さらに89分にまたもケーヒルに逆転ゴールを決められ、ロスタイムにはジョン・アロイージにゴールを決められ、結局3-1で敗れてしまいました。
まさに試合終了間際の立て続けのゴールで大逆転負け。
悪夢のような試合でしたね・・・本当にトラウマです。
ドイツワールドカップで日本は結局グループステージ敗退してしまいましたが、あの初戦のオーストラリア戦が全てだったと思います。
あの試合で色々と狂った気がしますし、あの試合さえ無ければ決勝トーナメントに進出していた可能性も十分ありましたもんね。
日本を絶望の淵に突き落としたのは、このティム・ケーヒルといっても過言ではありません。
おまけに2009年に行われた、開催された南アフリカW杯アジア最終予選の日本戦でも2ゴールを決めているというね・・・
本当に日本からすると怖すぎる存在です。
代表通算ゴール数は?
このケーヒルは、2004年にオーストラリア代表デビューして、
今までで通算・・・
国際Aマッチ 92試合 48得点
という成績を残しています。
これはオーストラリア代表の通算得点歴代1位の記録らしいです。
まとめ
という事で今回は、10月11日(火)にロシアワールドカップアジア最終予選で、日本代表と対戦予定のオーストラリア代表・ティム・ケーヒルについてご紹介させて頂きました。
どうでしょうか?ケーヒルの事を思い出しましたか?
この選手は本当にトラウマですよね・・・
恐らく日本戦でもスタメン出場ではなく、後半から出てくると思いますので、警戒しなければならないですね。
果たしてどんな試合になるのか楽しみです!