広島カープが過去最後に日本シリーズ出場した25年前のメンバーや結果は?【1991年】
広島東洋カープが2016年10月15日(土)に、横浜DeNAベイスターズとのクライマックスシリーズファイナルステージを制し、1991年以来となる25年ぶりの日本シリーズ出場を決めました!
あの強い赤ヘル軍団がプロ野球界に帰ってきました。
25年ぶりの日本シリーズという事で、ここで気になるのはカープが過去最後に出場した25年前、1991年の日本シリーズのことですよね。
そこで今回は、
「1991年日本シリーズのメンバー」
「対戦相手」
「試合結果」
などを調べてまとめてみました。
すると超面白い!今も球界に関わっている懐かしい名前がいっぱいです!
当時はまだ生まれていなかった人や、プロ野球を見ていなかった人でも知っている選手がこんなにも・・・!
しかも第7戦目までもつれる大激戦だったのです。
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目次
1991年日本シリーズの対戦相手は?
1991年はまだクライマックスシリーズというものがありませんでしたので、リーグ優勝を果たした広島東洋カープがそのまま日本シリーズ進出でした。
そしてその対戦相手は・・・
”西武ライオンズ”
つまり「広島東洋カープVS.西武ライオンズ」ですね。
当時の西武はまさに黄金時代!
常勝軍団の最強チームでした。
メンバーには、
前ソフトバンクホークスの監督の秋山幸二さん
現ソフトバンクホークス監督の工藤公康さん
現千葉ロッテマリーンズの伊東勤さん
逮捕されちゃったりしてますが大打者の清原和博さん
前西武ライオンズの監督・渡辺久信さん
今季まで西武ライオンズの監督を務めていた田辺徳雄さん
などが在籍していて、当時を知らない人でも知っているようなレジェンドばかりでした!
・・・それにしても監督経験者がめちゃくちゃ多いですね。
両チームの監督は?
当時の監督は、
カープがミスター赤ヘル・山本浩二監督
ライオンズが名将・森祇晶監督
でした。
第1戦目の結果とスタメン
スコア
西武11-3広島
カープのスタメン
1番・セカンド:正田
2番・レフト:緒方
3番・ショート:野村
4番・DH:アレン
5番・ファースト:小早川
6番・ライト:西山(偵察要員:川口)
7番・サード:山崎隆
8番・キャッチャー:達川
9番・センター:前田
先発ピッチャーは佐々岡。
試合詳細
西武が清原やデストラーデ、秋山のホームランで佐々岡をKOし、序盤から試合の主導権を握ります。
すると4回には、石毛が紀藤から満塁ホームランを放ちさらに突き放し大差で勝利。
投げては工藤が9回3失点で完投。
広島0勝
西武1勝
第2戦目の結果とスタメン
スコア
西武2-4広島
カープのスタメン
1番・ショート:野村
2番・センター:前田
3番・レフト:西田
4番・DH:アレン
5番・ファースト:小早川
6番・サード:山崎隆
7番・ライト:音
8番・キャッチャー:達川
9番・セカンド:正田
先発はピッチャーは川口。
試合詳細
広島が初回に小早川のタイムリーで先制。
西武はデストラーデの2ランで逆転。
しかしその直後、前田と西田のタイムリーで3点を挙げ、西武の先発・郭をKO。
投げては川口、大野の継投で逃げ切り広島が逆転勝利。
広島1勝
西武1勝
第3戦目の結果とスタメン
スコア
広島0-1西武
カープのスタメン
1番・ショート:野村
2番・センター:前田
3番・ライト:西田
4番・レフト:アレン
5番・ファースト:小早川
6番・サード:山崎隆
7番・キャッチャー:達川
8番・ピッチャー:北別府
9番・セカンド:正田
先発ピッチャーは北別府。
試合詳細
広島は北別府が好投しますが、8回に西武秋山にソロホームランを打たれ、これが決勝点。
西武の方は投げては渡辺久が完封勝利。
広島1勝
西武2勝
第4戦目の結果とスタメン
スコア
広島7-3西武
両チームのスタメン
1番・ショート:野村
2番・セカンド:正田
3番・ライト:西田
4番・レフト:アレン
5番・ファースト:小早川
6番・センター:前田
7番・サード:原
8番・キャッチャー:達川
9番・ピッチャー:佐々岡
先発ピッチャー佐々岡。
試合詳細
広島は初回アレンのタイムリーで1点を先制。
2回には野村のタイムリーで追加点。
4回に連打で3点、7回には長内がホームランを放つなど2点を追加して7-0とします。
広島先発の佐々岡は8回途中までノーヒットノーランの好投。
しかし初ヒットを打たれるとその後3点を返されますが、9回は大野が締めて逃げ切り勝利。
広島2勝
西武2勝
第5戦目の結果とスタメン
スコア
広島3-0西武
カープのスタメン
1番・ショート:野村
2番・セカンド:正田
3番・ライト:西田
4番・レフト:アレン
5番・ファースト:小早川
6番・サード:西山
7番・センター:前田
8番・キャッチャー:達川
9番・ピッチャー:川口
先発ピッチャーは川口。
試合詳細
3回にアレンの2ランホームランで広島が先制。
さらに4回、達川のタイムリーで3点差に。
投げては川口が西武打線を8回無失点に抑え、最後は大野が締めて完封勝利。
広島3勝
西武2勝
広島が日本一へ大手をかけました。
第6戦目の結果とスタメン
スコア
西武6-1広島
カープのスタメン
1番・ショート:野村
2番・セカンド:正田
3番・レフト:西田
4番・DH:アレン
5番・ファースト:小早川
6番・サード:原
7番・センター:前田
8番・キャッチャー:達川
9番・ライト:音
先発ピッチャーは川端。
試合詳細
初回、西武が清原のタイムリーで先制。
広島は4回にアレンのタイムリーで同点。
しかし6回、西武が代打・鈴木康のタイムリーで勝ち越し。
さらに秋山が3ランホームランを放ち西武が突き放し勝利。
広島3勝
西武3勝
3勝3敗のタイになり、試合は運命の第7戦目へ!
第7戦目の結果とスタメン
スコア
西武7-1広島
カープのスタメン
1番・ショート:野村
2番・セカンド:正田
3番・レフト:西田
4番・DH:アレン
5番・ファースト:小早川
6番・センター:前田
7番・ライト:山崎隆
8番・キャッチャー:達川
9番・サード:高
先発ピッチャーは佐々岡。
試合詳細
試合は雨のため順延になり、本来予定されていた日の翌日に開催されました。
広島が初回に、西武先発・渡辺久から押し出し四球で1点を先制。
西武が5回から工藤をマウンドへ上げます。
対する広島は佐々岡が鈴木健にタイムリーを浴び同点にされ、川口をマウンドへ送る継投策を見せますが、平野に逆転のタイムリーを浴び、さらに田辺にもタイムリーを浴び、この回3-1とされ逆転されてしまいます。
6回からは北別府をマウンドへ送りますが2失点。
川端もマウンドへ送りますが、西武・秋山にこのシリーズ4本目となる2ランホームランを打たれ勝負あり。
結局工藤が最後まで投げ切り西武が勝利。
広島3勝
西武4勝
まとめ!1991年の日本一は・・・
という事で1991年の日本シリーズを制して日本一となったのは、
西武ライオンズ
でした!
カープは惜しくも3勝4敗で敗れてしまいました。
そう、25年前の日本シリーズでは日本一を逃したのです。
しかしながら、当時黄金時代のライオンズ相手にほぼ互角。
カープもまた黄金時代だった事がわかりますね。
現カープの監督である緒方孝市監督
前カープの監督である野村謙二郎さん
孤高の天才・前田智徳さん
守護神・大野豊さん
あと先発3本柱の
佐々岡真司さん
北別府学さん
川口和久さん
など今でもなじみ深い選手が多く在籍していましたね。
ちなみに、カープが最後に日本一になったのは、今から32年前の1984年です。
という事で32年ぶりの日本一なるかに注目しましょう!
↓1991年のリーグ優勝メンバーやチーム成績はこちら