【全豪オープンテニス2017】デニス・イストミンとは?ジョコビッチを破った選手!
現在オーストラリア・メルボルンで開催されているテニスの4大大会である”全豪オープン2017”ですが、2017年1月19日(木)に男子シングルスの2回戦までが終了しました。
日本勢は世界ランキング5位錦織圭選手が奮闘中なのですが、なんと2015年、2016年の全豪オープン覇者にして今大会は3連覇を狙う優勝候補の世界ランキング2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、世界ランキング117位の格下相手に2回戦敗退という大波乱が起きました。
そのノバク・ジョコビッチをフルセットまでもつれる4時間48分の激戦の末撃破し大金星を挙げた選手の名前は・・・
”デニス・イストミン”
世界ランキング117位のウズベキスタンの選手です。
いや~、ビックリしましたね。
この全豪オープンを得意としていて通算6度の優勝を誇り2連覇中だったあのジョコビッチを破るとは・・・
しかもジョコビッチといえば現在は世界ランキング2位ですが、2年近く世界ランキング1位だった世界のトッププレイヤーですからね・・・
という事で今回は、全豪オープン2017男子シングルス2回戦でノバク・ジョコビッチを破った、デニス・イストミンとは一体どんな選手なのか?
「プロフィール」
「経歴」
「実績」
「世界ランキング」
「プレースタイル」
などをまとめてみました。
調べてみるとなかなかの苦労人でした。
まさに努力の人。
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デニス・イストミンのプロフィール
名前:デニス・オレーゴヴィチ・イストミン
(Denis Olegovich Istomin)
出身地:ソビエト連邦(ロシア)・オレンブルク
国籍:ウズベキスタン
生年月日:1986年9月7日(30歳)
身長:188cm
体重:88kg
利き腕:右
バックハンド:両手打ち
眼鏡(サングラス)が特徴的な選手。
コンタクトも試したけど合わなかったからだそう。
経歴
5歳からテニスを始め母親のクラウディアさんにコーチを受け、現在も母親がコーチを務めています。
14歳の時、車の事故に遭い、脚に大怪我を負って80針を縫い3か月の入院生活、そして約2年間ラケットを握れなかったそうです。
そのような大変な事を乗り越え復活し、ここまでの選手になるなんて私たちには計り知れないよほどの努力をしたのでしょうね。
本当に凄いです。まさに苦労人。
2006年全豪オープンで4大大会初出場。
実は2010年全豪オープンでは3回戦まで勝ち上がり、ノバク・ジョコビッチと対戦しています。
その際は1-6,、1-6、 2-6とわずか4ゲームしか奪えない、格の違いを見せつけられる屈辱のストレート負け。
それが今回はそのジョコビッチ相手にフルセットの末勝利ですから、本当に嬉しかったでしょうね。
デニス・イストミンは、チャレンジャー大会やデビスカップのアジア・オセアニアゾーン予選などでは、日本人選手の前に立ちはだかる選手として有名で、杉田祐一選手や添田豪選手に勝利しています。
なお、過去に2011年の国別対抗戦で錦織圭選手とも対戦しており、その際は錦織選手が勝利しています。
それ以外の錦織選手との対戦歴は不明。
さらに、2016年のキャピタル・カップでは、西岡良仁選手に敗れてるんですよね。
2012年のロンドン五輪にも出場しており、その際は3回戦でロジャー・フェデラーに敗れています。
ちょうどその頃、世界ランキング自己最高の33位まで到達。
しかし、近年はランキングを下げていました。
それが今回はあのジョコビッチを破る大金星!
プレースタイル
非常に攻撃的な選手で、フォア、バックともに強いボールを連打する強打の選手。
緩急を付けて、決めるところは一発で決められる力もあります。
調子の良い時は、大物を食いかねないほどの迫力と力を発揮する選手と言われていたようで、今回のジョコビッチ撃破はまさにそれですね。
ジョコビッチとの試合ではとても世界ランキング100位以下の選手とは思えない強さでした。
世界ランキング
最新の世界ランキング
シングルス117位
自己最高世界ランキング
シングルス33位
ダブルス59位
実績
ツアー経歴
デビュー年:2001年
ツアー通算:3勝
シングルス:1勝
ダブルス:2勝
4大大会最高成績・シングルス
全豪:3回戦
全仏:2回戦
全英:4回戦
全米:4回戦
4大大会最高成績・ダブルス
全豪:2回戦
全仏:3回戦
全英:3回戦
全米:2回戦
全豪オープン2017でのここまでの戦績
それではデニス・イストミンの全豪オープン2017でのここまでの戦績を確認してみましょう。
1回戦
世界ランキング170位のイワン・ドディグ(クロアチア)相手に3-1で勝利。
2回戦
世界ランキング2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)相手に、フルセットまでもつれる4時間48分の大激戦の末3-2で勝利。
今回は、この勝利で話題となっていますね。
3回戦
3回戦では、世界ランキング31位のパブロ・カレノブスタ(スペイン)と、1月21日(土)15時00分ごろから対戦予定。
まとめ
全豪オープン2017で大会2連覇中&世界ランキング2位のあのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に勝って、世界に衝撃を与えた世界ランキング117位のデニス・イストミン(ウズベキスタン)という選手をご紹介させて頂きました。
メガネ?サングラス?ゴーグル?がトレードマークの選手。
色々調べてみるとかなりの苦労人で努力家。
なんだか応援したくなっちゃいますね。
次の試合にも注目です!
※デニス・イストミンの試合の放送・中継を見る方法はこちら
【全豪オープンテニス2017】ネットで生中継を視聴する方法!ライブ配信予定!