広島カープの25年ぶり優勝の経済効果は?過去の他球団との比較!
2016年9月10日(土)、広島東洋カープがプロ野球セ・リーグにて25年ぶりの優勝を飾りました。
1991年以来となるリーグ優勝に、広島県内を中心に全国のカープファンが歓喜しましたね。
ここで気になるのは、カープ優勝での広島県内の経済効果!
「一体いくらくらいの経済効果が見込めるのか?」
「どんなものに対してお金が動くのか?」
「過去の他球団優勝時の経済効果との比較」
などを調べてみました。
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プロ野球優勝の経済効果って?
まずはプロ野球優勝時によく話題に上がる経済効果ですが、
その球団が優勝する事によって動くお金のことですね。
例えば今回の場合は、広島東洋カープが優勝していない状況と、優勝により広島東洋カープの球団・関連企業などの売上が増加したときに、その増加分を優勝の経済効果と試算しているようです。
まあ、優勝した時に増える消費や投資の額ってことでしょうか。
当然、良いことであります。
どんなお金が動くのか?
では、実際に優勝した時、どんなものに対してお金が動くのかというと、
「観戦チケットの売り上げ」
「球場内での消費」
「球場に来る際の交通費」
「優勝セール」
「宿泊費」
「ファンの飲食費」
「グッズの売り上げ」
「優勝パレード」
「地元銀行のカープ預金」
ざっと挙げただけでこのようなお金が優勝の影響を受けて動きます。
また、ここに挙げた以外にも色んなお金が動き、様々な場所に影響をもたらします。
関西大学名誉教授・宮本勝浩の予想
日本の経済学者で関西大学名誉教授である「宮本勝浩」さんの予想によると、
広島東洋カープ25年ぶりの優勝で広島県内にもたらす経済効果は、
およそ331億4,916万円
と試算されました。
もの凄い額のお金が動きますね。
広島県内はかなり潤うのではないでしょうか。
内訳は、
球場にくるファンの消費・・・51億円
優勝セールや飲食・・・121億円
球団や選手の収入・・・15億円
地元銀行の「カープ預金」・・・77億円
優勝パレードでの消費・・・2億円
まわりへの波及効果・・・66億円
との事です。
「カープ女子」と呼ばれる女性ファンが近年急増したこともかなり影響しているようですね。
エネルギア総合研究所の予想
広島市にある民間の調査機関「エネルギア総合研究所」では調査の結果、
広島東洋カープ25年ぶりの優勝で広島県内にもたらす経済効果は、
およそ278億円
を上回ると予想されたそうです。
やはりこちらでも相当な額の経済効果が見込まれているようです。
また、広島が優勝すれば、飲食店やグッズ販売店などで新たに2380人分の雇用が生み出されるという試算もまとめています。
過去との比較
過去の他球団の試算例と比較してみましょう。
本拠地の人口や、本拠地球場の収容人数によってかなり変わってくるので、あまり意味ないかもしれませんが・・・
2013年東北楽天ゴールデンイーグルスが初優勝した時の宮城県内の経済効果は230億円でした。
読売ジャイアンツ(巨人)の場合は、過去平均600億円前後らしいです。
さすが東京の超人気球団といったところでしょうか。
しかし、もっと凄いのが関西の超人気球団である阪神タイガース。
2003年優勝時の経済効果は、関西ではなんと驚愕の900億円以上だったらしいですよ・・・
さらに全国では1400億円を超えたとか・・・
桁外れですね。まあ、阪神タイガースが優勝すると景気が良くなるとよく言われていますからね。
まとめ
こうやって見るとプロ野球って改めて凄いなと思わされますね。
カープファンも広島県内だけではなく、全国各地に沢山いらっしゃいますから、かなり多くの経済効果をもたらしてくれるんでしょうね。
CS(クライマックスシリーズ)を勝ち抜き、日本シリーズに進出して、もし日本一になれば、さらなる経済効果生むのでしょうね♪