リオ五輪女子バレー!アメリカ戦の結果!敗因はリベロ?真鍋監督や木村沙織の進退は?
日本時間2016年8月17日(水)午前2時ごろ、
リオデジャネイロオリンピックの女子バレーボール準々決勝
「日本対アメリカ」が行われました。
グループリーグでは苦戦を強いられギリギリで決勝トーナメントへ進んできた日本代表・火の鳥NIPPONですが、
やはりFIVB世界ランキング1位、2012年ロンドン五輪銀メダリストのアメリカには歯が立ちませんでしたね。
先に結果をお伝えすると
ストレート負けでした。
これにて日本女子バレーのリオオリンピックは終了です。
もう試合はありません。
残念ですがこれが今の実力でしょうね。
今回は、
「日本とアメリカのメンバー」
「日本対アメリカの試合経過と結果」
「敗因」
「今後の女子日本代表について」
などをまとめてみました。
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両チームのメンバー
それでは試合を振り返る前に両チームの代表メンバーを確認してみましょう。
日本のメンバー
※左から背番号、名前
1 長岡望悠
2 宮下遥
3 木村沙織
5 佐藤あり紗
6 鍋谷友理枝
7 山口舞
9 島村春世
11 荒木絵里香
12 石井優希
16 迫田さおり
18 座安琴希
20 田代佳奈美
アメリカのメンバー
※左から背番号、名前
1 アリーシャ・グラス
2 ケイラ・バンワース
3 コートニー・トンプソン
5 アダムズ
6 ロイド
10 ジョーダン・ラーソン
12 マーフィー
13 クリスタ・ハーモット
15 ヒル
16 フォルケ・アキンラデウォ
23 ロビンソン
25 ロー
試合経過と結果
それでは試合を振り返ってみましょう。
第一セット
日本は、セッターに宮下遥、オポジットに長岡望悠、ウイングスパイカーに木村沙織、石井優希、ミドルブロッカーに荒木絵里香、島村春世の布陣でスタート。
序盤は競り合いますが、セット終盤から相手のスパイクが全く止められず相手の高さにも苦しめられて、突き離されます。
気付けば16-25でで大事な第一セットを落としてしまいました。
(日本0ー1アメリカ)
第二セット
このセットは序盤から終盤まで競り合ういい形になります。
しかし相手のジョーダン・ラーソンの攻撃を止められず結局23-25で落としてしまいます。
こういうのを取れないんですよね。こういうセットを取れれば流れが来るんでしょうが・・・
(日本0ー2アメリカ)
第三セット
追い込まれてしまった日本ですが、序盤は日本のペースとなります。
しかし、やはり中盤以降に突き放されるんですよね・・・
アメリカのジョーダン・ラーソンやヒルが全く止められません。
試合を通して言えることですが、リベロが全く機能しませんでしたね。レシーブが上げられない。
ここでキャプテンの木村沙織選手が意地を見せて終盤に21-21と追いつきますが、最後はフォルケ・アキンラデウォに決められて22-25でストレート負け。
(日本0ー3アメリカ)
試合経過
日本0ー3アメリカ
完全に力負けです!
これにてリオデジャネイロオリンピック2016での、
日本女子バレーボールの戦いは終了です。
もうこれ以上試合はありません。
敗因は?
まずはただの力負けというのが大きいですよね。
実力が足りません。
あとはリベロとセッターに問題がありますね。
リベロが全くボールを拾えず機能しませんでした。
なんとサーブでリベロが狙われるという事態に・・・
特にリベロの佐藤あり紗選手が試合を見ていた方々にめちゃくちゃ叩かれて、ネットでは軽く炎上してますね・・・
佐藤あり紗選手は美人でかわいいと有名な選手なのですが、
この試合では叩かれまくりでしたね。
レシーブが出来ず、「リベロ下手」とネットでは言われまくり・・・
またリベロがレシーブ出来なくて、セッターの宮下遥選手がカバーするという展開になっちゃってました。
ネット上では「リベロよりセッターの方がボール拾えるってどういう事だよ!」とツッコミが入るほど。
あと攻撃面では、セッターの宮下遥選手も叩かれていますね。
ただこの試合に関してはリベロのカバーやレシーブがきっちり返ってこなかったので仕方ない気もしますが・・・
まあ、日本代表のセッターが課題であるのは間違いないですが。
セッターとリベロに関しての批判が多いですが、ここで銅メダルを獲得した2012年ロンドン五輪でのセッターとリベロを振り返ってみると、セッターは竹下佳江さん、リベロは佐野優子さん。
この二人は偉大だったなあ~と思わされてしまいますね。
流石にこの偉大な二人と比べると可哀想な気もしますが。
というかロンドン五輪の時のチームは本当に強かったんだなと思わされます。
それにしても今回は、ディフェンス力を重要視した代表メンバー選考をしたはずなのですが、
リベロやレシーブなどディフェンス面に対して批判が出るのはまずい気がします。
それじゃあそもそもメンバー選考に問題があるような・・・ってなっちゃう気が・・・
まあ、とにかく敗因は全体の実力不足でしょう。
佐藤あり紗選手や宮下遥選手に批判が集中していますが、他にも絶対的エースがいなかったりや不調な選手が多かったり、ミスが多かったりしましたからね。
あと前任者の佐野優子さんと竹下佳江さんが偉大すぎただけで、
まだまだ育成が出来ていなかったのでは?と思います。
というかそもそもアメリカに勝つのとか、ミスなしでも難しい気が・・・
今後の女子日本代表について
今後の女子日本代表・火の鳥NIPPONについてですが、最終目標は2020年東京オリンピックでのメダル獲得でしょうね。
そうなるとまず気になるのは、真鍋監督の進退問題。
辞任や解任はあるのか?それとも続投か?というところですよね。
今回ベスト8で敗退してしまったので普通なら辞める事も考えられますが、ロンドンオリンピックで銅メダルへ導いたのはこの監督さんですから、慎重に進退を決めて欲しいですね。
辞めたからといって、真鍋さん以上の監督が果たしているのか?となりますから。
あとキャプテン木村沙織選手の進退問題も気になります。
年齢は現在29歳、今月で30歳になります。
そうなると東京オリンピックでは34歳くらいですか・・・年齢的にも少し厳しくなってきます。
なお本人は試合後、現役、代表含めた引退などについて「いまは分からないです」とコメントしています。
彼女に頼りすぎていた部分もありましたね。
あとは次期エースとセッター、リベロの育成が必須ですね。
ここら辺が今後の課題になりそうな気がします。
エースに関してはリオ五輪では代表から落選してしまった古賀紗理那選手に期待しましょう。
守備力の面で課題があり選考漏れしましたが、エースになれる素質は十分あると思います。
これからのチームの軸になる選手ですからオリンピックの舞台に立たせておきたかったですね。
まとめ
という事で女子バレーボール日本代表のリオデジャネイロオリンピックは、
アメリカに負けてベスト8で敗退となりました。
これにてリオでの戦いは終わりです。
監督、選手、関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした。
結果は残念でしたが、2020年東京オリンピックへ向けて頑張って欲しいですね!