【2016夏の甲子園】作新学院野球部メンバーと監督は?今井はドラフト1位候補の逸材!
2016年夏の甲子園(第98回全国高校野球選手権大会)に出場している、
栃木県代表・作新学院高校野球部をご紹介。
作新学院といえば元巨人の怪物・江川卓さんの母校として有名な強豪校ですよね。
今年は、今井達也くんというエースピッチャーが居てプロも大注目しています。
今回は、
「作新学院高校ってどんな学校?」
「作新学院高校の野球部のデータ」
「作新学院高校野球部のメンバーと出身中学」
「注目選手」
「栃木大会の戦績」
などを詳しく調べてまとめてみました。
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作新学院高校ってどんな学校?
作新学院高等学校(さくしんがくいんこうとうがっこう)とは、
栃木県宇都宮市一の沢一丁目にある高等学校。
設置者は学校法人作新学院。
創立1885年の男女共学校。
生徒数3366人(女子1475人)。
今大会の出場校の中でもトップクラスに生徒数の多いマンモス校ですね。
部活動が非常に盛んで全国屈指の強豪である部がいくつも存在します。
硬式野球部以外には、軟式野球部・自転車競技部・ボクシング部・弓道部・柔道部・ラグビー部などが強豪。
演劇部・吹奏楽部・チアリーディング部なども有名。
プロ野球選手以外の主な卒業生は、
萩野公介(競泳選手・オリンピックメダリスト)
斉藤和義(シンガーソングライター)
ザ・たっち(コメディアン)
など著名人が多いです。
作新学院高校の野球部のデータ
創部
1902年
部長
岩嶋敬一(53)
監督
小針崇宏(33)
部員数
99人
主将
山本拳輝くん(3年生)
甲子園出場歴
春:9回
夏:12回(今回を含む)
主な卒業生(プロ野球選手)
江川卓(元読売ジャイアンツ)
落合英二(元中日ドラゴンズ)
岡田幸文(千葉ロッテマリーンズ)
など。
今年で夏の甲子園は6年連続12度目の出場となる常連校。
プロ野球選手を多数輩出していて、元巨人の江川卓さんの母校として非常に有名ですね。
この野球部は春と夏、1回ずつ優勝経験があるのですが、
それが両方1962年の出来事で、これが史上初の甲子園春夏連覇の偉業となりました。
つまり全国で初めて春夏連覇をしたのはこの作新学院。
今年のチームは、投打ともに強力です。
まず投手はプロ注目のエース右腕・今井達也くん(3年生)がいます。
ドラフト1位指名候補にも名前が挙がるほどの素晴らしいピッチャー。
打線の方が栃木大会6試合で計68得点を誇る強力打線が魅力。
なんと6試合全てで二桁安打を記録している強打のチームでもあります。
このように投打ともに隙がありません。
優勝はしばらくありませんが、ベスト8やベスト4には何度も残っている名門です。
ただ、ベスト8に進出した2012年の夏の甲子園の甲子園では、野球部員がある事件を起こす不祥事がありました。
しかし、発覚したのが大会中であったこともあり出場停止にはなりませんでした。
作新学院高校野球部のメンバーと出身中学
※左から背番号、名前、(出身中学)、学年、身長/体重、地方大会の打率
1 今井達也(栃木県・日光市立今市中) 3年 180/72 .444
2 鮎ケ瀬一也(栃木県・真岡市立真岡中) 3年 178/78 .533
3 入江大生(栃木県・益子町立七井中) 3年 186/79 .571
4 藤野佑介(栃木県・宇都宮市立泉が丘中) 3年 170/74 .409
5 篠崎高志(栃木県・宇都宮市立雀宮中) 3年 168/66 .375
6 山本拳輝(栃木県・前橋市立荒砥中) 3年 178/78 .524
7 碇大誠(栃木県・日光市立大沢中) 3年 176/75 .333
8 小林虎太郎(栃木県・宇都宮市立陽北中) 3年 175/75 .524
9 山ノ井隆雅(栃木県・宇都宮市宮の原中) 3年 177/76 .214
10 宇賀神陸玖(栃木県・宇都宮市立古里中) 3年 174/76 .250
11 藤沼竜矢(栃木県・下野市立南河内中) 3年 174/72 .200
12 仲尾有矢(栃木県・芳賀町立芳賀中) 3年 178/85 .000
13 守谷拓海(栃木県・宇都宮市立陽西中) 3年 170/72 -.—
14 水口皇紀(栃木県・宇都宮市立雀宮中) 3年 170/72 .000
15 添田真聖(栃木県・日光市立今市中) 2年 170/65 .500
16 鈴木萌斗(栃木県・宇都宮市立旭中) 2年 180/73 .500
17 栗原涼吾(栃木県・宇都宮市立陽南中) 3年 170/72 .750
18 田代敬祐(栃木県・鹿沼市立北押原中) 3年 173/68 -.—
見ての通りメンバー18人全員が地元・栃木県出身。
全国屈指の私立の強豪にしては珍しくないですか?
他府県の野球留学生が一人もいませんね。
つまり栃木県内の有力選手が集まっている感じかな?
注目選手
やはり注目選手は、エースピッチャーの今井達也くん(3年生)!
最速151キロの本格派右腕です。
キレのあるストレートとスライダーが武器。
課題はコントロールですが、ストレートの評価が非常に高いです。
投球フォームの完成度も高いと言われています。
元々プロは注目していましたが1位候補ではなく、
ビッグ3と言われる履正社・寺島くん、横浜・藤平くん、花咲徳栄・高橋くんの陰に隠れていました。
しかし、甲子園初戦となる尽誠学園(香川)との試合で、
9回5安打13奪三振の完封勝利を挙げ、自己最速の151キロを記録したことにより、
日本のプロ野球のスカウトやメジャーリーグのスカウトの評価が一気に上がりました。
そして今大会ナンバーワンという声まで出始めて、ドラフト1位候補として各球団スカウトに絶賛されています。
ちなみに作新学院の投手が甲子園で完封するのは、あの江川卓さん以来43年ぶり。
栃木大会の戦績
それでは甲子園の地方予選にあたる栃木大会での、
作新学院の戦績を振り返ってみましょう。
1回戦
作新学院 12-0 宇都宮
2回戦
作新学院 15-0 大田原
3回戦
作新学院 10-2 宇都宮清陵
準々決勝
作新学院 6-4 文星芸大付
準決勝
作新学院 10-3 矢板中央
決勝
作新学院 15-6 国学院栃木
先ほども記載した通り、全6試合で二桁安打を記録して、合計68得点と打線が強力すぎますね。
まとめ
という事で今回は、栃木県代表・作新学院高校野球部についてご紹介させて頂きました。
初戦で圧巻の投球をして甲子園の観客をどよめかせた、
エースピッチャー今井くんが今後どんな投球をするのか非常に楽しみです。
また、チームがどこまで勝ち上がるのかも楽しみですね。