【2016】夏の甲子園初出場の創志学園野球部とは?ヤジが飛んだ疑惑の決勝戦とは?
2018/08/07
▼夏の甲子園2018のチームはこちら!
第98回全国高校野球選手権に、岡山代表として初出場が決まっている
「創志学園高等学校」!
春のセンバツ大会は過去に出場歴がありますが、夏の選手権大会はこれが初めてです。
という事で今回は、
「創志学園高等学校ってどんな学校なのか?」
「創志学園高等学校野球部について」
「野球部のメンバーと出身中学は?」
「注目選手」
「岡山大会の戦績」
「岡山大会決勝の試合経過と結果」
などを調べてまとめてみました。
また、この岡山大会の決勝戦は物議をかもした試合となり、球場ではヤジも飛んでいたとか・・・
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創志学園高校とはどんな学校?
創志学園高等学校(そうしがくえんこうとうがっこう)は、岡山県岡山市北区にある私立高校。
設置者は学校法人創志学園。
前身はベル学園高等学校という家庭・看護・福祉系の女子校ですが、2010年に創志学園高校となってからは男女共学校。
体育コースでは、体育大学や体育系学部への進学を目指し育成されています。
硬式野球部は、強化クラブに指定されているようです。
ちなみに、創価学会とは全く関係ないようです。
創志学園高校野球部の情報
先ほども書きましたが、硬式野球部は強化クラブに指定されており、
「全国大会出場と優勝」「3年間やり通す」を目標に日々練習されています。
創部
2010年
監督
長澤宏行さん
主将
野川悟くん
過去の甲子園出場歴
春:2回(2011年、2016年)
夏:1回(今回を含む)
主な卒業生
奥浪鏡選手(プロ野球・オリックス・バファローズ)
創志学園高校野球部のメンバーと出身中学は?
※左から背番号、名前、(出身中学)、学年、身長/体重、地方大会の打率
1 高田萌生(岡山県・新見市立新見第一中) 3年 178/75 .375
2 小林勇輝(兵庫県・尼崎市立南武庫之荘中) 2年 179/76 .000
3 藤瀬幹英(大阪府・茨木市立北稜中) 3年 178/72 .375
4 湯井飛鳥(大阪府・大阪市立大正東中) 3年 174/63 .440
5 本田竜真(兵庫県・西宮市立塩瀬中) 3年 165/63 .200
6 北川大貴(大阪府・東大阪市立牧岡中) 3年 175/70 .391
7 難波侑平(岡山県・岡山市立操南中) 2年 178/75 .478
8 草加稔(岡山県・和気町立和気中) 3年 176/73 .273
9 高井翔(広島県・広島市立庚午中) 3年 179/78 .222
10 野川悟(兵庫県・西宮市立甲陵中) 3年 170/65 .000
11 秋山竜彦(岡山県・岡山市立足守中) 2年 165/65 .000
12 藤原駿也(岡山県・岡山市立東山中) 1年 176/75 .176
13 板野圭佑(岡山県・岡山市立足守中) 3年 172/65 -.—
14 永田星瑠(兵庫県・穴粟市立山崎東中) 3年 170/65 -.—
15 北侑真(三重県・紀宝町立矢渕中) 3年 172/72 右右 -.—
16 麻生竜也(兵庫県・姫路市立林田中) 2年 174/84 .316
17 山上雄志(兵庫県・神戸市立舞子中) 3年 180/78 -.—
18 槌西響也(広島県・呉市立白岳中) 3年 180/80 .333
注目選手
注目選手はなんと言ってもエースの「高田萌生(たかだほうせい)」くんでしょう。
MAX154キロの本格派右腕。
またスライダーも武器。
もちろんプロ注目の投手で、プロのスカウトが彼の投球を視察しに球場まで訪れます。
コントロールにバラつきはあるものの、落ち着いた度胸あるマウンド捌きが魅力。
ドラフト指名候補の選手なので要注目ですね。
岡山大会の戦績
それでは、第98回全国高校野球選手権大会・岡山大会での創志学園高校の決勝戦までの戦績を振り返ってみましょう。
1回戦
創志学園8ー0津山東
2回戦
創志学園10ー0津山
3回戦
創志学園5ー1岡山東商
準々決勝
創志学園6ー0岡山理大附
準決勝
創志学園7ー1おかやま山陽
打線も強力ですが、なんと言っても投手力が魅力的。
決勝戦までの5試合で失点はわずかに2。
完封勝利が3試合と圧倒的です。
岡山大会決勝の試合経過と結果
では、夏の甲子園の地方大会にあたる、岡山大会の決勝戦の試合経過や結果などを振り返ってみましょう。
対戦相手は、
「玉野光南高等学校」です。
試合会場は、マスカットスタジアム。
2016年7月25日に行われました。
まずは創志学園のスタメンから確認してみましょう。
※左から、打順、守備位置、名前、学年
創志学園のスタメン
1番 左 難波侑平 2年生
2番 遊 北川大貴 3年生
3番 右 高井翔 3年生
4番 二 湯井飛鳥 3年生
5番 中 草加稔 3年生
6番 一 藤瀬幹英 3年生
7番 捕 藤原駿也 1年生
8番 投 高田萌生 3年生
9番 三 麻生竜也 2年生
試合経過
初回、玉野光南は1点を先制。
その後、両エース同士の譲らぬ投手戦となり、なんと1-0のまま、
試合は9回の攻防へ突入。
9回の表の創志学園の攻撃。
1アウト一塁で、打者は創志学園の難波侑平くんですが、放った打球はピッチャーゴロ。
それをセカンドへ送られ、さらにファーストに送られてダブルプレーで試合終了。
玉野光南が甲子園出場かと思われましたが、その後、難波くんの放った打球は足に当たっていて自打球と判定されてしまい、ファールで試合再開となります。
つまり判定が覆ったんですね。
その結果、創志学園の打線が繋がり一挙4得点で逆転勝利。
創志学園からすれば試合終了から一転して甲子園出場、玉野光南からすれば甲子園出場から一転して逆転負け。
この判定は誤審ではないか?などとネットのファンの間で話題になりましたよね。
ただ、映像を見た限りは確かに自打球でしたので、誤審ではなくこの判定は正しいと思います。
問題は一度、試合終了と思わせておきながらの判定の覆りで、玉野光南ナインの気持ちが切れてしまったのが気の毒というところですね・・・
私は現場に居た訳ではありませんが、ネットの情報では創志学園側のスタンドからも玉野光南側のスタンドからもヤジが飛んでいたとか・・・
まあ、疑惑の判定が試合結果を大きく左右した訳ですので気持ちは分からなくはないですが、ヤジは良くない行為です。
(誰が誰に対して野次っていたのかは知りませんが。)
とりあえず、創志学園野球部のメンバーも玉野光南野球部のメンバーも悪くありません!
審判の判定に問題がありましたが、人間ですから誰にだってミスはありますし、判定の難しい打球でしたからね。
とにかく、両校の監督、選手、関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした。
試合結果
「創志学園4ー1玉野光南」
↓物議をかもした岡山大会決勝戦の詳細はこちら
まとめ
という事で、判定が覆ったことにより、試合結果もひっくり返った決勝戦となった岡山大会ですが、
「創志学園高等学校」が初の夏の甲子園出場を決めました。
選手たちは誰も悪くありませんから、気にする事なく頑張ってきて欲しいですね♪
とにかく最速154キロのエース高田くんは大注目です!
甲子園球場ではどんな投球を見せてくれるのでしょうか・・・!