2016オールスター第1戦結果とスタメン!HR競争優勝は?MVPや敢闘賞は?
2016/07/17
プロ野球の祭典「マツダオールスターゲーム」の第一戦が、2016年7月15日(金曜日)に福岡ヤフオクドームで行われました。
試合前にはホームランダービーが行われ、打たせなければいけないのにバッピを務めた戸柱選手が筒香選手を抑え込んだりと大いに盛り上がりましたね。
そして試合の方もホームランが5本も飛び出す接戦となり楽しかったですね。
オールスター初出場の栗山選手の一発は、12球団のファンが喜んだのではないでしょうか!
そこで今回は
「オールスターゲームのスタメン」
「試合結果」
「ホームランダービーの結果」
などをまとめてみました!
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ホームランダービーの結果
まずは、試合前のホームランダービーから。
出場選手はセリーグ・パリーグから二人ずつ、ファン投票で選出!
セリーグからは、横浜DeNAベイスターズ筒香嘉智選手、東京ヤクルトスワローズ山田哲人選手。
パリーグからは、福岡ソフトバンクホークス柳田悠岐選手、北海道日本ハムファイターズ大谷翔平選手。
上記の4名で準決勝、決勝を行いました。
ルールは1選手7アウト制で、より多くスタンドに放り込んだ方の勝利。
まずは、ハマの4番・筒香選手とトリプルスリー男・柳田選手の対戦。
しかし、ここで筒香選手ではなく、ある選手がやらかして目立ってしまいます。
その選手とは、横浜DeNAベイスターズの戸柱恭孝選手。
先攻の筒香選手相手に打撃投手を務めたのですが、ルーキーでオールスター初出場ということで緊張したのか、制球が定まらず筒香選手の結果はなんと0本!
本来ならHR競争ですから打ちやすい球を投げないといけないのですが抑えてしまいましたね・・・
ちょっと面白かったですね。まあ、ファンも大盛り上がりだったのでいいんじゃないですか♪
ということで、後攻の柳田選手が1本打った時点で決勝進出となりました。
そして、もう一方は、二刀流男・大谷選手とトリプルスリー男・山田哲人選手の対戦。
先攻の大谷選手が6本を放ち、山田選手が5本を放つもあと一歩及ばず。
これにて決勝は、柳田選手と大谷選手の対戦となりました。
先攻の柳田選手は2本で終わり、後攻の大谷選手が3本を放ち、これにて大谷選手がホームランダービー優勝!
賞金50万円を獲得しました!
二刀流なので投手としても凄いのですが、やはり打者としても一流で凄すぎますね。
まぎれもなくスーパースターです!
大谷投手は「投手として選んでもらって、試合で投げられなくて残念。こういうところで打てて良かったです」とコメントしています。
ただ、個人的にはやはり戸柱選手が一番目立ちましたね。
ストライクが入らず、そのせいで筒香選手がホームラン0本という記録を叩きだしてしまったという、おもしろネタを提供してくれましたからね。
これにはなんかほっこりさせられましたね。
スターティングメンバー
それではマツダオールスターゲーム第一戦のスタメンを見てみましょう。
流石オールスター!豪華メンバーがズラリ!
セリーグのスタメン
※左から、打順、守備位置、名前となっています。
1 中 丸佳浩
2 三 川端慎吾
3 遊 坂本勇人
4 二 山田哲人
5 左 筒香嘉智
6 一 新井貴浩
7 指 バレンティン
8 右 高山俊
9 捕 中村悠平
先発ピッチャーは、読売ジャイアンツの菅野智之投手!
ヤクルト勢がスタメンに最多の4人が名を連ね、
阪神タイガースの高山俊選手が、新人で唯一のファン投票で選出され、さらにスタメンに名を連ねました。
パリーグのスタメン
※左から、打順、守備位置、名前となっています。
1 中 秋山翔吾
2 左 角中勝也
3 右 柳田悠岐
4 一 中田翔
5 三 松田宣浩
6 指 長谷川勇也
7 二 浅村栄斗
8 捕 炭谷銀仁朗
9 遊 今宮健太
先発ピッチャーは、福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手!
こちらは福岡ヤフオクドームでの開催ということもあり、ソフトバンク勢がスタメンに最多の4人。
天才打者・長谷川勇也選手はずっと怪我に悩まされていましたが、今シーズンはこうやってオールスターに出場できて元気にプレーしていて本当に良かったですね。
試合経過
上記のスタメンでセリーグの先攻・パリーグの後攻でプレイボール!
1 回
和田投手のキレのあるセ打線はストレートを前に三者凡退。
対するパリーグ打線も菅野投手のキレのあるストレートを前に三者凡退。
2 回
2回も両チーム三者凡退。
両先発がキレキレすぎました。
3 回
パリーグは千葉ロッテマリーンズの石川歩投手が登板。
セリーグは阪神タイガースの藤浪晋太郎投手が登板。
ともに三者凡退に抑えます。
4 回
ついに試合の均衡が破れます。
読売ジャイアンツの坂本勇人選手がレフトスタンドへ先制ホームラン。
セリーグが先制!(セ1-0パ)
裏のパリーグの攻撃ですが、藤浪投手が四球を1つ出すもなんとか無失点で抑えリードを保ちます。
5 回
パリーグの投手は東北楽天ゴールデンイーグルスの則本昂大投手へ交代。
するとホームランダービーでは0本だった横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手がライトスタンドへ追加点となるソロホームラン。(セ2-0パ)
この強打者を抑え込んだ戸柱選手・・・w
さらに東京ヤクルトスワローズのバレンティン選手も右中間へ特大のソロホームラン。(セ3-0パ)
おまけに初出場のルーキー・阪神タイガースの高山俊選手が内野安打を放ちオールスター初ヒット&盗塁を記録。
続く東京ヤクルトスワローズの中村悠平選手がライト前ヒットを放つも追加点はあげられず。
その裏、セリーグの投手は広島東洋カープの野村祐輔投手へ交代。
すると、福岡ソフトバンクホークスの長谷川勇也選手が右中間へソロホームランを放ち反撃。(セ3-1パ)
6 回
この6回も先ほどに続いて両投手が続投。
ともに三者凡退に抑えます。
7 回
パリーグは、北海道日本ハムファイターズのマーティン投手がマウンドに上がり、筒香選手にレフトフェンス直撃の2ベースを打たれピンチを招きますが、なんとか0点に抑えます。
指を怪我して少し流血していたのか、途中栗山監督が慌ててマウンドに出てきたのですが、大丈夫そうですね。
セリーグは、横浜DeNAベイスターズの三上朋也投手がマウンドへ上がり三者凡退に抑えます。
8 回
パリーグのマウンドは、オリックス・バファローズの塚原頌平選手が上がります。
丸選手にヒットを1本打たれるもダブルプレーで三者凡退の0点に抑えます。
セリーグは、読売ジャイアンツのマシソン投手がマウンドへ。
捕手は育成出身の阪神タイガース原口文仁選手へ交代。
千葉ロッテマリーンズ鈴木大地選手の2塁打から、同じく千葉ロッテマリーンズ田村龍弘選手のタイムリーヒットとロッテ勢で1点を返します。(セ3-2パ)
これで1点差!
9 回
パリーグは福岡ソフトバンクホークスの守護神サファテ投手がマウンドへ。
広島東洋カープの菊池涼介に内野安打を浴びると、同じくカープの今大ブレイク中の「神ってる」男である鈴木誠也選手にポテンヒットを浴びその後暴投でピンチを招くと、こちらも阪神高山選手とともにルーキーである横浜DeNAベイスターズの戸柱恭孝選手がセンターへ2点タイムリーヒット。(セ5-2パ)
パリーグを突き放し3点差に!
そして9回の裏のマウンドは、広島東洋カープの守護神・中﨑翔太投手。
しかし、糸井選手に四球を出すと、続く埼玉西武ライオンズの栗山巧選手に2ランホームランを浴びて一点差に迫られてしまいます。(セ5-4パ)
栗山選手といえば名選手ですが、意外にも今回がオールスター初出場なんですよね。
初出場・初打席がホームランって本当に良かったですね!
ただ、その後はしっかりと締めた中崎投手。
最後はちょっと冷や冷やの劇場でしたが、結局「セ5-4パ」となり、セリーグが勝利しました!
試合結果
セリーグ5-4パリーグ
セリーグ継投:菅野 、藤浪 、野村 、三上 、マシソン 、中崎
パリーグ継投:和田 、石川 、則本 、マーティン 、塚原 、サファテ
セリーグHR:坂本 1号(4回表ソロ) 、筒香 1号(5回表ソロ) 、バレンティン 1号(5回表ソロ)
パリーグHR:長谷川 1号(5回裏ソロ) 、栗山 1号(9回裏2ラン)
MVP&敢闘賞者は?
MVPを獲得したのはホームランと2ベースを打った筒香嘉智選手!
ホームランダービーでは散々でしたが、見事賞金300万円を獲得!
敢闘選手賞は、
坂本勇人選手
バレンティン選手
栗山巧選手
とホームランを放った3名が受賞し、見事賞金100万円を獲得!
まとめ
試合前のホームランダービーで大谷選手が優勝するとともに、戸柱選手がやらかして、その被害者である筒香選手の活躍でセリーグが勝利してMVPを獲得するという、マツダオールスターゲーム第一戦でした!
普段は険しい顔をした選手たちが、ニコニコとリラックスしてプレーする姿は、シーズン中あまり見れないので、たまにはこういうのも良いですね!
あと、普段は敵同士の選手たちがベンチで談笑するシーンやふざけ合うシーンなどもオールスターならではです。
阪神の監督である金本監督と、その弟分である広島の新井選手が、ベンチで並んで座ってるのはちょっと面白かったですね。
兄貴分、弟分の関係で超仲良しの二人ですが、普段は敵チームで立場がある為、最近はこういうシーンが見られませんでしたからね。
さて、第二戦は横浜スタジアムで行われます。
一体どんな試合になるのでしょうか!
↓第二戦の試合結果はこちら