2015-16UEFAチャンピオンズリーグ優勝はレアルマドリード!延長&PK戦の激闘を制す!トーレスは号泣・・・
日本時間の2016年5月29日午前3時45分から、2015-2016UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦レアル・マドリード対アトレティコ・マドリードが行われ、
「レアル・マドリード」が見事優勝して王者となりました!
史上最多11度目のチャンピオンズリーグ制覇です。
1-1で90分を終え延長戦に突入の末、それでも決着が着かず、PK戦での決着。
まさに激戦!
試合詳細をまとめてみました。
UEFAまたチャンピオンズリーグの詳細や歴史も確認してみましょう。
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優勝はレアル・マドリード
日本時間の2016年5月29日午前3時45分から行われた、
2015-2016UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦。
「レアル・マドリード対アトレティコ・マドリード」
マドリーダービーとなりましたが、まさに激戦。
延長含む120分でも決着つかず、PK戦までもつれました。
レアルのジダン監督、そしてアトレティコのシメオネ監督の采配にも注目の試合。
前半15分、トニ・クロースのクロスをギャレス・ベイルがそらし、ゴール前に詰めたセルヒオ・ラモスが押し込みレアル・マドリードが先制。
アトレティコ側はオフサイドを主張しましたが、そのままゴールの判定。
1-0で前半を折り返します。
アトレティコのシメオネ監督は、後半開始と同時に動きます。
アウグスト・フェルナンデスに代えてヤニック・カラスコを投入。
このカラスコがかなり効いてましたね。
交代策がハマります。
フェルナンド・トーレスを最前線に据える4-1-4-1にシステムを変更。
フェルナンド・トーレスがペナルティーエリア内でぺぺに倒され、主審はペナルティーキックの判定。
しかしアントワン・グリーズマンがこのペナルティーキックをクロスバーに直撃させ外してしまいます。
まさに決定機を逃す形に。
それでもカラスコの動きが良く、アトレティコがレアルゴールに迫る場面が増えました。
後半7分レアルはダニエル・カルバハルが負傷し、ダニーロと交代。
後半27分トニ・クロースに代えてイスコを投入。
後半32カリム・ベンゼマに代えてルーカス・バスケス
しかしレアルが交代枠を全て使い切った後、エースであるクリスティアーノ・ロナウドは、足を痛めたのかしきりに気にする場面が多く不穏な雰囲気に。
すると後半34分、アトレチコが反撃に。
ガビの浮き球を右サイドでDFフアンフランがダイレクトで折り返し、ゴール前に走りこんだカラスコが押し込みネットを揺らし、ついに同点に追いつく!
2年前の決勝でもこの両チームは対戦していて、その時と同じ90分では決着つかず延長戦に突入。
アトレティコは、後半4分フィリペ・ルイスに代えてルーカス・エルナンデス。
さらに後半11分コケに代えてトーマス・パルティを投入。
お互い足をつる選手が続出する激闘でしたが、お互い一歩も引かず延長も合わせ、合計120分では決着がつかずPK戦へと突入。
先攻はレアル・マドリード。
ルーカス・バスケス、マルセロ、ギャレス・ベイル、セルヒオ・ラモスと4人目まで成功。
アトレティコ・マドリードもアントワン・グリズマン、ガビ、サウル・ニゲスまで成功するが、4人目のフアンフランが相手キーパーのケイラー・ナバスとの間合いがつかめていない微妙なタイミングのまま蹴ってしまい、ポストに直撃させ外してしまいます。
そして運命の5人目。
先攻のレアル・マドリードは決めた瞬間優勝。
蹴るのは、エースであるクリスティアーノ・ロナウド。
スーパースターはやはりこういう場面で回ってくるんでしょうかね。
しっかりと落ち着いてPKをゴール右に見事決めて、その瞬間レアル・マドリードが史上最多11度目のチャンピオンズリーグ制覇となりました。
ロナウドは決めた瞬間ユニホームを脱ぎ喜びを爆発させ、チームメートと歓喜。
一方敗れたアトレティコ・マドリードの選手は悔しさをにじませていました。
特に「師匠」ことフェルナンド・トーレスは号泣。
愛するこのクラブでのCL制覇、タイトル獲得を強く望んでいたのでしょうが、あと一歩届かず、涙を流し続けました。
UEFAチャンピオンズリーグって?
そもそもUEFAチャンピオンズリーグとは何なのか簡単にまとめました。
欧州サッカー連盟(UEFA)の主催で毎年9月から翌年の5月にかけて行われる、
欧州クラブチームによるサッカーの大陸選手権大会です。
欧州クラブにおける最も権威ある最高峰の国際大会で、
サッカーの国際大会としてもワールドカップの次に大きな大会と言っても過言ではないでしょう。
サッカー界における最高峰のリーグ、欧州リーグの各国リーグ戦上位クラブが登場して、その中で頂点を決める大会です。
現在、サッカー界ではヨーロッパの各リーグに世界中からスーパースターが集まっていますので、
事実上世界一レベルの高いクラブチーム同士の激突で、毎年世界中のファンから注目を集めてます。
チャンピオンズリーグは「CL」と略して呼ばれ、
このCLを制覇したクラブが事実上、世界最強のクラブと言ってもおかしくありません。
その大会の規模は本当に大きく、決勝のテレビ視聴者は毎年1億人を越え、勝ちあがるごとにクラブには莫大な収益がもたらされるのです。
各国リーグ戦より、このCLを優先させるクラブも少なくはありません。
しかし、CLの出場権を得るには、欧州各国リーグのシーズン上位に入らなければいけませんので、まずは出場権を得る為に各国リーグ戦で勝たなければいけません。
このCLを制覇したクラブは、欧州代表として
FIFA主催のクラブワールドカップへの出場権を得る事ができます。
ただし、大会の規模や権威、人気、レベルなどは、
チャンピオンズリーグ>クラブワールドカップ
という感じで、チャンピオンズリーグの方が上というのが、正直なところですかね。
まあ、それだけ大きな世界中が注目するサッカーの大会なのです。
優勝すればチームとしても、選手としても箔が付きます。
ちなみに毎年行われています。
出場権
UEFAに加盟する各国地域内での前年度リーグ戦の上位クラブが、チャンピオンズリーグへの出場権を得られる。
①UEFAランキング1位〜3位の国の上位4クラブ
②UEFAランキング4位〜6位の国の上位3クラブ
③UEFAランキング7位〜15位の国の上位2クラブ
④UEFAランキング16位以下の国の1位クラブ
⑤前年度UEFAチャンピオンズリーグ優勝クラブ
⑥前年度UEFAヨーロッパリーグ優勝クラブ
という感じで、1か国から出場できるのは最大5クラブの全32チームで争います。
過去の10年の歴代優勝チーム
2005-06 バルセロナ
2006-07 ミラン
2007-08 マンチェスターU
2008-09 バルセロナ
2009-10 インテル
2010-11 バルセロナ
2011-12 チェルシー
2012-13 バイエルン・ミュンヘン
2013-14 レアル・マドリード
2014-15 バルセロナ
そして今回、2015-2016優勝はレアル・マドリードとなりました!
まとめ
2015-2016UEFAチャンピオンズリーグの
決勝戦レアル・マドリード対アトレティコ・マドリードの一戦は、
延長120分戦い1-1の同点の末、
PK戦を5-3でレアル・マドリードが制しての優勝となりました。
レアル・マドリードは史上最多11度目のCL制覇!
レアル・マドリードは本当に強いですし、アトレティコ・マドリードも惜しかった!
非常に見ごたえのある決勝戦でしたね。
両サポーター並びに、サッカーファンの方々、本当にお疲れ様でした。
そして、レアル・マドリードはおめでとうございます。
これで年末のクラブワールドカップには、銀河軍団レアル・マドリードが出場権を獲得しましたので来日するのですね♪
そちらもまた楽しみです!